「ゲームで負けて大声を出してしまう」「お友だちとのトラブルで手が出てしまう」 そんなとき、ただ「ダメでしょ!」と叱っても、子ども自身はどう気持ちを処理していいか分からず、さらに混乱してしまうことが少なくありません。
今回は、子どもが自分の「怒り」を客観的に振り返り、次にどうすればいいか(作戦)を自分で考えるためのアンガーマネジメントプリント「怒りのふりかえりシート」を作成しました。
専門的な行動分析(ABC分析)の考え方をベースにしつつ、文字を書くのが苦手なお子さんでも直感的に選べるよう、シンプルな記号風のイラストを採用しています。おうちでの振り返りや、放課後等デイサービスでのSST(ソーシャルスキルトレーニング)の個別課題として、ぜひ無料ダウンロードしてご活用ください。
プリントの使い方・支援のコツ
1. 気持ちがしっかり落ち着いてから使う
パニックの最中や泣いているときに使うのは逆効果です。クールダウンして、落ち着いて会話ができる状態になってからシートを提示してください。
2. 責めずに「一緒に確認する」スタンスで
「なんで叩いたの!」と問い詰めるのではなく、「このとき、どれだったかな?」とシンプルな記号イラストを指差しながら、子ども自身に選んでもらいます。事実を客観的に整理することが大切です。
3. 「次への作戦(コーピング)」を自分で決める
振り返りができたら、シート下部の「つぎはどうする?」から、次回の作戦(深呼吸する、その場を離れる、大人にパスするなど)を1つ選びます。自分で解決策を選ぶことで、実際の場面でも気持ちの切り替え行動が出やすくなります。
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