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コトノハ教室
言語聴覚士の経験を活かしてことばの発達や子育て情報について発信をしています。横浜市内でひらがな読み書きや発音、吃音等の個別指導をしています。
ことばの発達はお母さんのお腹にいる時から始まっています。お腹から出てきた後も様々な刺激を得てことばを学習していきますが、「ことばの数を増やすにはどうしたらいい?」「どうやったら上手にお話しが出来るようになる?」悩まれる方もいるかと思います。 子どもは生活の中で自然とことばを習得していくと言われていますが大人から働きかけが必要不可欠です。今回は子どもと関わる時の大人側が意識する上手な声かけについて紹介します。 言語心理学的手法 子どもに対することばかけのポイントとして言語心理学的手法というものがあります。 ...
吃音ということばをご存知でしょうか。 吃音は知られていそうで、まだまだ世間には浸透できていないのではないでしょうか。世界的にも吃音に悩むことも多いです。 そこで今回は吃音についてお話しをしていきます。 吃音について 吃音は3つの症状で話すことに困難さを生じさせてしまいます。 吃音の原因ははっきりと解明されておらず、幼児期に発症することが多く発症率は5%ほど。 幼児期の吃音は80%が自然治癒されると言われています。 そんな吃音について少しでも知っていただければと思います。 繰り返し(連発) おはよう→おおお ...
こんにちはコトノハ教室です。みなさん言語聴覚士という名前を聞いたことはありますか? 私が友人と会って「言語聴覚士やっているよ」と言うと「なにそれ?」と聞き返されることがほとんどです。 メディアやSNS等の情報発信が進んでいる現代でも“言語聴覚士”という名前に焦点が当てられることは少なく、まだまだ知名度はありません。 そのため、この記事では少しでも言語聴覚士という職業を知っていただければと思います。 言語聴覚士ってなに? 言語聴覚士は、理学療法士・作業療法士と同じリハビリをしている人です。 リハビリと聞くと ...
こんにちはコトノハ教室です。 小学校でプログラミング教育が始まったことをみなさんはご存知でしょうか。 プログラミングと聞くと難しく思う方がたくさんいらっしゃるかと思います。 プログラミング教育が始まったからと言って新たに教科として加わったわけでなく、既存の教科の中にプログラミング的な考えを盛り込んでいくという方針となっています。 今回はプログラミング教育についてお話していきます。 プログラミング的な考えというのは プログラミング的な考えではどのような仕組みで物事が成り立っているのか、どのように組み合わせて ...
こんにちはコトノハ教室です。 最近タイトルのようなことを考えることが多いです。もちろん療育に専門職はいた方が良いと思います。保護者の方からも「専門職の人にみてもらいたい」と言っていただく機会が増えてきています。 しかし、現在の療育の実態として疑問に残ることが多々あります。その疑問に思う気持ちは中心にお話しをしていきます。 療育の質 昨今の療育は質が問題視されています。そんな中令和3年度に障害福祉サービス等報酬改定により放課後等デイサービス、児童発達支援事業所(センター含む)に新たに専門的支援加算という報酬 ...
こんにちはコトノハ教室です。 私たちは「今日の服は何を着ようかな」「お昼ご飯は何を食べようかな」と悩み、そして多くの場面で取捨選択をする場面があります。 これは日常場面だけでなく、仕事でも多くの選択に迫られるかと思います。 私の仕事では保育士さんや心理士さんなどたくさんの職種の人たちと連携を図りながら発達支援をしています。 保育士さんや心理士さん等、有資格者が多いです。しかし、有資格者だから優れているという訳ではありません。有資格者でなくても優れた人は数多く存在しています。 何を以て優れた人と言っているの ...
助詞と聞いてどのようなものを思い浮かべますか? 「(わたしは)は」「〜を」「〜と」などのことばを思い浮かべるが多いのではないでしょうか。 助詞といってもたくさんの種類があり、ことばを繋げて話す文レベルでの発話に必要なものとなります。 文レベルで話始める時期といえば2歳前後でしょうか。知らず知らずと獲得していますが、これらにも細かなステップが存在します。今回はそんなお話です。 助詞の種類 そもそも助詞とはことばの意味を変える性質を持っています。 例えば、助詞の使い方を間違えてしまうと文全体の意味が異なります ...
こんにちはコトノハ教室です。 ことばは大人との関わり、子どもとの関わり自然に身につくイメージがあると思います。ことばの発達には集団場面と個別場面ではどちらの方が良い影響を与えるのでしょうか。 集団場面や個別場面ではそれぞれの良さがあります。それぞれについてのことばの発達にどのような良さがあるのでしょうか。 集団場面でのことば 多くの方が集団場面が良いと思われるのではないでしょうか。 集団といえばお友達同士とのやりとりが中心となります。ことばのやりとりは相手がいるからこそ発揮されるものです。 集団でのことば ...
こんにちはコトノハ教室です。 もはや当たり前となっているマスク生活。 マスクは生活を送る上で必需品となりましたね。 マスクを装着した状態で発達支援として子どもたちと関わっていますが、マスク装着によって「口元をみせるって大切なんだな」と思ったことについてお話ししていきます。 マスクの大切さ 症状のある人が他の人に広めないこと→症状はなくても菌を保有している可能性があるためマスクの存在はとても大切です。 マスク生活が始まる前から、子どものことばの練習をしていました。 その時はさほど気にしたことはなかったですが ...
こんにちはコトノハ教室です。みなさん巡回相談をご存知ですか?巡回相談は園が外部の機関(自施設で雇用している場合もあります)に依頼して所属している園や学校へ子どもの発達状況の確認にきてもらうことを言います。巡回相談は市町村で実施しているもの、療育機関で実施しているもの、その他の発達関連機関で実施しているもの等多岐に渡って実施しています。園によって巡回相談の実施の有無や頻度が大幅に異なってくるため一概には言えませんが少しでも参考になればと思います。 パターンとして①園からの依頼による巡回相談②保護者からの依頼 ...