コトノハ教室

ことばの発達や子育てに関する情報の発信や言葉の学習としても活用できる無料教材を作成しています。

2025/4/10

特定の場面になると話せなくなる悩み〜場面緘黙とは〜

初めての場所に行くときや、人前で話すときに緊張したり、「いやだな〜」と感じることは誰にでもあることです。 不安な気持ちや嫌な気持ちは、誰しも一度は経験したことがあるでしょう。 しかし、そのような気持ちがあまりにも強くなり、「まったく話せなくなってしまう」ほどの悩みを抱える人もいます。 このように、特定の場面で話すことができなくなってしまう状態を 「場面緘黙(ばめんかんもく)」 と言います。 場面緘黙のある人は、「話そう」と頑張っていても声を出すことが難しく、場面によっては身体が固まって動けなくなってしまう ...

2022/3/25

〜原因を見つけよう〜どうして手が出てしまう?

こんにちはコトノハ教室です。 お友達とのやりとりや集団生活の中で、子どもがお友達を引っ掻いてしまったり叩いてしまう。ということがあります。 そのようなことがあると双方の子どもに対しても不安な気持ちになってしまいますよね。 この記事を見て少しでも不安な気持ちが解消していただければと思います。 手を出すということは本人にとって辛いこと 「手を出してしまう」これは子どもに限らず誰にでも起きること。 大人でも子育てや仕事でストレスが溜まってしまうと頭に血が昇ってしまいイライラした経験があるかと思います。 例えば普 ...

2023/6/23

療育とは?個別と集団の違いはなに?

こんにちはコトノハ教室です。 療育ということばを聞いたことがあるでしょうか。 療育は子どもの発達などの困りごとに対して、自立して生活できることを目的とした場所です。 療育は基本的に18歳以下の子どもが利用することが出来ます。 療育に繋がるには医療機関や市町村等の行政機関と通じることが必要です。 今回は子どもの発達について相談できる場所、特に療育について紹介します。 発達相談する場所 ①医療機関 ②市町村の担当部署(児童福祉関係部署) ③療育機関 発達相談で真っ先に思い浮かべるのは医療機関である病院ではない ...

2026/3/8

DTTとPRTの違いとは?家庭や療育で活かせる実践例

「何度言っても子どもの困った行動が直らない」「どうしてこんなことをするの?」と、子育てや発達支援の現場で頭を抱えることはありませんか?そんな時に役立つのが応用行動分析(ABA:Applied Behavior Analysis)です。 前回の記事では、ABAの基本的な考え方についてお話ししました。 今回はそこからもう一歩踏み込んで、ABAの理論をベースにした代表的な2つの指導法、不連続試行法(DTT)と機軸的行動発達支援法(PRT)について詳しく解説していきます。 どちらも同じABAの「行動の原理」に基づ ...

2026/3/8

応用行動分析(ABA)とは?子どもの行動の理由を知り、成長を促す基本と実践

「何度言っても子どもの困った行動が直らない」「どうしてこんなことをするの?」と、子育てや教育の現場で頭を抱えることはありませんか? そんな時に役立つのが応用行動分析(以下、ABA:Applied Behavior Analysis)というアプローチです。 ABAや応用行動分析と聞くと、発達支援の現場だけで使われる特別なものというイメージがあるかもしれません。 しかし、本来は「人間の行動がなぜ起こるのか」を解き明かす心理学の学問の一つです。 保育や教育の現場はもちろん、企業のマネジメントやマーケティングなど ...

2026/6/12

子どもが算数でつまずく原因は?「数の考え方」を知ろう

日常生活で当たり前のように使っている「数」。買い物のお金、時計の時間、スマホの電池残量など、数は私たちの身の回りにあふれています。 しかし、子どもにとって「数」を理解し、算数の問題を解くのはとても複雑な作業です。 「足し算や引き算が苦手」「文章題になると手が止まってしまう」といった算数のつまずきは、実は「数の考え方」の基本となる土台部分に原因があるかもしれません。 数には複数の役割があり、子どもが数を理解して計算や文章題(推論)を解くためには、4つのステップ(数の考え方)を経る必要があります。 数の理解に ...

2024/9/27

言葉を育む声掛け〜言語心理学的手法を用いて

ことばの発達はお母さんのお腹にいる時から始まっています。お腹から出てきた後も様々な刺激を得てことばを学習していきますが、「ことばの数を増やすにはどうしたらいい?」「どうやったら上手にお話しが出来るようになる?」悩まれる方もいるかと思います。 子どもは生活の中で自然とことばを習得していくと言われていますが大人から働きかけが必要不可欠です。今回は子どもと関わる時の大人側が意識する上手な声かけについて紹介します。 言語心理学的手法 子どもに対することばかけのポイントとして言語心理学的手法というものがあります。 ...

2026/2/20

言葉の繰り返しや詰まりに悩む保護者の方へ/おうちでできる吃音への寄り添い方

お子さんがお話しをする中で、言葉がつっかえたり、同じ音を何度も繰り返したりする様子を見て、心配に思われる保護者の方は少なくありません。 もしかすると、それは吃音と呼ばれる症状かもしれません。 吃音という言葉自体は聞いたことがあっても、その詳しい内容についてはまだ世間一般に広く知られているとは言えないのが現状です。 実は、幼児期のお子さんの約5パーセントにこの症状が見られます。決して珍しいものではなく、世界中で多くの方が吃音と向き合っています。 なぜ吃音が起こるのか、そのはっきりとした原因はまだ完全に解明さ ...

2024/1/25

現役が伝える言語聴覚士がいる場所や仕事内容

こんにちはコトノハ教室です。みなさん言語聴覚士という名前を聞いたことはありますか? 私が友人と会って「言語聴覚士やっているよ」と言うと「なにそれ?」と聞き返されることがほとんどです。 メディアやSNS等の情報発信が進んでいる現代でも“言語聴覚士”という名前に焦点が当てられることは少なく、まだまだ知名度はありません。 そのため、この記事では少しでも言語聴覚士という職業を知っていただければと思います。 言語聴覚士ってなに? 言語聴覚士は、理学療法士・作業療法士と同じリハビリをしている人です。 リハビリと聞くと ...

2025/11/23

今の療育・発達支援に専門職は必要なのか

こんにちはコトノハ教室です。 最近タイトルのようなことを考えることが多いです。もちろん療育に専門職はいた方が良いと思います。保護者の方からも「専門職の人にみてもらいたい」と言っていただく機会が増えてきています。 しかし、現在の療育の実態として疑問に残ることが多々あります。その疑問に思う気持ちは中心にお話しをしていきます。 療育の質 昨今の療育は質が問題視されています。そんな中令和3年度に障害福祉サービス等報酬改定により放課後等デイサービス、児童発達支援事業所(センター含む)に新たに専門的支援加算という報酬 ...