体を動かすことは外だけではなく、お家や施設などの屋内でも取り組むことができます。
特に雨の日や屋外で活動する時に「どのようなことをしたらいいのだろう?」と悩まれることも多いのではないでしょうか。
そこで今回は幼児~小学生を中心として楽しく取り組める運動遊びについて紹介します。
はじめに
ここでは道具を使わない運動遊びと道具を使った運動遊びについてそれぞれ紹介します。このでの内容を参考にしながら実際の子どもたちに取り組みやすい方法にアレンジしながら遊んでみてください。
※運動する際は部屋のスペースを確保することや、ストレッチをするなどケガに十分気を付けて取り組んでください。
道具を使わない運動あそび
特別な道具などを使わないで人さえいれば取り組める運動遊びです。※テープなど目印として使うこともあります。
手押し相撲
お互いに相手の手を押し合って、相手の足を動かす遊びです。
【 遊び方 】
①両足を揃えて互いに向き合った状態で、両手を胸の前で構えます。
②「よーいどん」などの合図で相手の手を目掛けて押し合います。
③相手の手を押して、相手の足が一歩でも動かしたら勝ちです。
※手以外の場所を押すことをしてはいけません。
※慣れてきたら足元にマットやクッションを置き、その上で取り組むとよりスリルを味わえます。
押し出し相撲
本来の相撲のルールのようなものですが、こちらは片方だけを押し出す遊びです。
【 遊び方 】
①Aが押す側、Bが押される側のように役を決めます。
②Bの両足が動くまでAが押します。
※助走をつけると脱臼などの怪我のリスクがあるので助走はない状態を進めます。
※テープを貼って「この線を越えるまで押す」。リングの中に入って「リングの外に出すまで押す」などの方法も楽しめます。
※B側(押される側はマットなどを持って、そのマット目掛けて押すこともおすすめです。)
道具を使った運動遊び
日常よくみられる道具を使った運動遊びの紹介です。
タオル引き
タオルを使って綱引きをするような運動です。
必要なもの
タオル1枚、必要に応じてテープ(線印)
【 遊び方 】
①1枚のタオルを伸ばして置きます。
②タオルのそれぞれの端を大人と子どもが持ちます。
③「よーい どん!」などの合図で互いに引き合っていきます。
※綱引きのように地面にラインを引いてそのラインまで引けた方が勝ちという方法でもいいです。
※互いに引き合うだけでなく、大人が一歩でも動かせたら勝ちという方法でも楽しめます。
ボール移し
自分の陣地にボールを素早く運ぶという遊びです。
必要なもの
ボール(9個以上 なるべく奇数個)、ボールを入れる箱など
【 遊び方 】
①自分の陣地、中央部分、相手の部分の3つに分けます。
②中央部分に全てのボールを置き、その付近に集まります。
③「よーいどん」の合図で中央のボールを1つずつそれぞれの陣地に運びます。
④より多くのボールを決められた陣地に入れられた方の勝ちです。
※フラフープやリングなどを陣地として活用することも多いです。
タオルでボール運び
相手と一緒にボールをタオルの中に入れて運ぶ運動です。
必要なもの
タオル1枚、ボール2個以上
【 遊び方 】
①タオルの上にボールを乗せます。
②タオルの両端をそれぞれが持ちます。
③ボールが落ちないようにゴールまで運ぶ遊びです。
転がしドッヂボール
転がったボールに当たらないように避けて遊ぶ運動です。
必要なもの
ボール
【 遊び方 】
①自分の陣地、相手の陣地で分けます。
②ボールを持っている人は相手に向かってボールを転がします。
③ボールを持っていない人は当たらないように逃げます。
※一定時間逃げられたら役割交代などのルールやボールを2つ使って楽しむこともできます。
まとめ
ここで紹介した室内での運動遊びはごくごく一部のものです。紹介した遊び方も決まりではないので、大人も子どもも楽しめる方法に合わせながら取り組んでみてください。