数処理・数概念って?数の考え方について

数は様々で使われています。例えば買い物に必要なお金や時間を見るための時計、スマートホンなどの電池残量など。このように当たり前のように存在している数ですが、数は順番を示したり量を示したりなど複数の役割があります。

数の考え方

数というものには

数処理、数概念、計算、推論

という考えがあります。

数そのものに対する理解やその数を組み合わせて計算や推論などを組み立てていきます。

数処理

数には数(数詞)数字数(具体物)の3つの要素があります。

数(数詞)

「いち、に、さん、し、ご」という数え方

数字

「1,2,3,4,5」という字

数(具体物)

「〇〇〇〇〇…」と数えられるもの

数処理

数字    →見てわかるもの(視覚情報)
数(数詞) →数えるもの(音声情報)
数(具体物)→目で見て動かす(視覚操作)


この3つの要素を一つずつみる必要があります。

3つのうち1つでも欠けると次のステップで躓いてしまいます。

数の概念

数の概念は序数性基数性という2つの側面があります。

序数性

順番を示す。
例えば「前から数えて何番目?」のようなもの

基数性

量を示す。
例えば「りんごは全部でいくつある?」のようなもの

計算

計算は小学校の算数にあるように足し算や引き算のような計算がそれでイメージしやすいかと思います。

この計算には暗算、筆算の2つの考えがあります。

暗算

足し算・引き算で答えが20までの計算
掛け算・割り算で99までの計算

筆算

暗算の答えの数よりも上の計算のこと
足し算・引き算の答えが20以上計算
掛け算・割り算で99以上の計算

暗算の考え方

暗算は10までの合成分解ができる必要があります。

この合成分解は最初は実際のもの(具体物)を数えることから始まりますが、具体物からおはじきなどの実際の物に置き換えるもの(半具体物)へ移行していき最終的に数字として発展していく必要があります。

筆算の考え方

筆算は繰り上がり、繰り下がりを理解すること。

多数桁の筆算式を全体的に捉える力が必要となってきます。

推論

推論ということばは複雑に聞こえるかもしれませんが、算数に置き換えると文章問題を指します。

推論はことばをイメージすること(統合過程)とそこから実際に式を組み立てる(プランニング過程)の2つの考えが必要となります。

そして推論は文字を読むということと、読んだ文字を理解するということが前提となっているため、子どもの読み書きに対しての理解力について注意していかなければなりません。

まとめ

数というものには①数処理 ②数概念 ③計算 ④推論 という4つの考えが必要となります。

小学校の算数の授業ではこれら4つの能力が必要不可欠です。

①は基本的なことで ④になると応用編となってきます。

もし、算数に苦手意識がある場合は①〜④のどこが苦手なのか一つずつ確認してみてください。

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