「楽しみにしていた予定が急に変わってしまった」
「ゲームで負けて悔しい」
「プリントの字を書き間違えてしまった」
日常のちょっとした「思い通りにいかないこと」に対して、激しくパニックを起こしてしまったり、フリーズして動けなくなってしまったりすることは多いのではないでしょうか。
私たち大人にとっても、予期せぬ変更や失敗を受け入れ、気持ちを切り替えることは非常にエネルギーのいる作業です。
「落ち着いて!」と口頭で伝えても、混乱している子どもの耳にはなかなか届きません。
そこで今回は、パニックを未然に防ぎ、お子さんが自分で「次の行動」を選べるようになるための視覚支プリントを作成しました。
なぜ「予定変更」や「失敗」でパニックになるの?
「見通しが立たないこと」への強い不安や、「こうあるべき」というこだわりがある場合があります。
そのため、「Aという予定だったのに、Bになった」「100点(完璧)じゃなきゃダメなのに、間違えた」という場面に直面すると、頭の中が真っ白になり、どうしていいか分からなくなってしまいます。
決して「わざと困らせている」わけではなく、「別の選択肢に気づくための、認知の柔軟性」が学習途上中なのかもしれません。
パニックを防ぐ鍵は「視覚的支援」と「プランB」
混乱している時に「じゃあこっちにしよう」「泣かないの!」と声をかけても、情報処理が追いつかず逆効果になることがあります。
そこで役立つのが、目で見える形で情報を伝える「視覚的支援」です。
あらかじめ「もしも、こんなトラブルが起きたらどうするか」という代替案を紙に書いて可視化しておくことで、「予定は変わることもあるけれど、どうすればいいか決まっているから大丈夫」という安心感につながります。








