子どもが悪気なく相手が傷つくことを言ってしまう…そんなお悩みはありませんか?
頭に浮かんだ「言いたいこと」をそのままストレートに口に出してしまうのは、幼児期にはよく見られる姿です。しかし、就学に向けてお友達との関わりが増えてくると、「言っていいこと」と「言っては悪いこと」の区別をつける練習が必要になってきます。
今回は、そんなソーシャルスキルトレーニング(SST)に役立つ、「心の声」と「口の声」のプリントを作成しました!
「心の声」と「口の声」ってなに?
目に見えない「気持ち」や「言葉」のルールを教えるとき、言葉だけで説明しても子どもにはなかなか伝わりません。そこで、このプリントでは2つの声をイラストで視覚化しました。
■心の声(頭の中のもこもこ吹き出し)
誰でも頭の中でいろんなことを考えます。「嫌だな」「変だな」と思うこと自体は決して悪いことではありません。これは自分の心の中にしまっておく声です。
■ 口の声(お口からの丸い吹き出し)
相手に聞こえるように外に出す声です。頭に浮かんだ「言いたいこと」を全部口から出すと、相手を悲しくさせてしまうことがあります。
「ちくちくことば」になりそうな時は、お口にチャックをして「心の声」の箱にしまっておく、というルールをまずは1枚目のプリントで一緒に確認してみてください。
プリントの使い方:実践クイズで考えてみよう
2枚目のプリントは、日常の「あるある」な場面を使ったクイズ形式になっています。
■お友達の描いた絵を見て「へんなの!」と思ったとき
■プレゼントをもらったけれど「これはいらない」と思ったとき
このような場面で、その言葉を【くちにだす】か、【こころのこえのはこにしまう】かをお子さんと一緒に考えて〇をつけてみましょう。
「本当はいらないって言いたいことだけど、言ったらおばあちゃんはどう思うかな?」 「言っては悪いことだから、心の声の箱に鍵をかけておこうね」
このように、お子さんが自分で一旦立ち止まって考える(衝動をコントロールする)きっかけ作りとして活用できます。

