「ひとりでできた!」を引き出すには?幼児期の自立と親の関わり方

子どもが「ひとりでできた!」と満面の笑みで報告してくれる瞬間は、ママやパパにとって何よりも嬉しいひとときです。

けれど、その一言の裏には、小さなステップを積み重ねてきた毎日があります。

着替え、片づけ、トイレなど、日常生活の中には子どもの自立心を育てるヒントがたくさん詰まっています。

この記事では、幼児の自立を育てる方法と親の関わり方について詳しく紹介します。

幼児期の「自立」とは?すべてを一人でやることではない

「自立」というと、すべてを一人でできるようにさせることと捉えられがちですが、幼児期における自立の本質は少し違います。

自立とは、「できるように手助けしながら、子ども自身がやってみる姿勢を育てていくこと」です。

この「やってみよう」という気持ちを支えることが、将来の自己肯定感や意欲の土台になります。

自立の練習は生活場面にある

日々の生活の中には、自立を育む場面が自然に存在しています。

次のような工夫が、子どもにとっての「できた!」体験につながっていきます。

着替えを自分でできるようにする工夫

■前後がわかるようにタグにシールを貼って目印をつける

■ボタンなど複雑な作業は省き、Tシャツの着脱からスタートする

■「今日はどっちの服から着ようか?」と選ばせてみる

着替えは毎日あるからこそ、少しずつ「できること」を増やしやすい自立練習の場です。

画像

幼児の片付け習慣を身につけるステップ

■おもちゃの定位置を決める

■写真やイラストでラベルを貼り、片づけ場所を視覚化する

■「この車だけ片づけようね」と範囲をしぼる

片付けを「一緒にやる時間」にすることで、自分で整える力が自然と育まれていきます。

画像

トイレトレーニングも自立の一歩

■トイレの流れをイラストや絵カードで可視化する

■できたことを具体的に言葉でほめる(ご褒美シールもおすすめ)

■失敗しても叱らず、再チャレンジできる雰囲気を大切にする

トイレもまた、自立に向けた大切なステップです。成功体験を積み重ねることで、安心して挑戦できるようになります。

子どもとの関係が変わる 自分の親に読んでほしかった本

子どもとの関係が変わる 自分の親に読んでほしかった本

フィリッパ・ペリー
2,420円(01/11 22:14時点)
Amazonの情報を掲載しています

忙しい中でも、子どもの自立を応援する親の関わり方

「手伝ったほうが早い」「失敗すると片づけが大変」
そんなふうに感じるのは自然なことです。

けれど、親があえて「待つ」「任せる」という時間を持つことで、子どもの自立心は大きく育っていきます。

親ができる3つのサポート

■子どものペースに合わせる余裕を持つ

■できた部分を探してポジティブに伝える

■すぐに手を出すのではなく「どうしようか考えてみようか」と声をかける

「全部できること」ではなく「ここまでできたね」という視点を大切にすることで、子どもも「またやってみよう」と思えるようになります。

画像

幼児の自立心を育てるための3つのポイント

できそうなことから少しずつ挑戦させる
 背伸びしすぎないステップを親子で一緒に考えることで、「やってみよう」が生まれます。

■「やりたくなる」仕掛けを用意する
 たとえば、お気に入りのコップを使って水を注ぐ練習をするなど、楽しみながら練習できる工夫を取り入れましょう。

失敗しても肯定的に受け止める
 「うまくいかなかったね。でもチャレンジできたのはすごいよ」と声をかけることで、次の挑戦につながります。

自立を育てることは、子どもを信じること

「やってごらん」「きっとできるよ」という親の声かけは、子どもにとって大きな支えになります。

そして子どもが「できた!」と感じた瞬間には、そこに確かな成長があります。
それは、子ども自身が「やってよかった」「自分ってすごい」と思える体験でもあります。

たとえ忙しい毎日でも、小さな一歩を喜び合う時間が、子どもの自立の力を伸ばす大切な土台になります。

まとめ|親子で育てる「自立の力」

幼児の自立とは、自分でやろうとする気持ちを育てることでもあります。

着替え、片づけ、トイレなど日常の中で自然に練習でき、親の待つ姿勢と励ましが、子どもの挑戦を支えることにも繋がり、その小さな成功体験の積み重ねが、大きな自信になっていきます。

親子で「できたね」と一緒に喜べる関わりを大切にしながら、成長を見守っていきましょう。

-子育て情報