更新情報

【6月の更新情報一覧】
・数の学習『たし算・20までの数』『ひき算・20までの数』『たし算・ひき算・20までの数
・言語の教材『文をつくろう
・ひらがな学習『文字を並び替えよう
・ビジョントレーニング教材『形を置き換えよう

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遊びで育む言葉の発達〜ことばの促しや気持ちを落ち着かせる関わり方を解説〜

赤ちゃんから大人まで、遊び方はそれぞれ異なりますが、「遊び」という行為そのものは誰もが経験してきたものであり、形を変えて続けていきます。 大人になると経済的な余裕ができ、それに伴い遊びの内容が豪華になることもありますが、子どもであっても大人であっても、遊びは欠かせないものです。 本記事では、そんな「楽しい」という気持ちをベースに、子どもと遊びながら言葉の発達を育む関わり方について紹介します。 さらに、言葉の発達だけでなく、気持ちを落ち着かせる効果についても合わせてお伝えします。 今回は、遊びを通してどのよ ...

言葉の先生が教えるおすすめな言葉の学習方法【幼児編】

私が言葉の指導において使用する学習方法についてご紹介します。 ここで紹介するものは絶対的なものではないため個々に応じて学習方法をご検討ください。(随時追加していきます。) 人形遊び 人形とそれに関連する物を用意して大人と物を操作しながら遊びです。 同じイラストのマッチング 複数の絵が描かれている台紙とそれと全く同じ絵(カード)を用意します。台紙を子どもの前に置き、一枚ずつ絵カードを渡し(+名前を言う)、台紙内の同じ絵のところに絵(カード)を置いてマッチングしてもらいます。絵カードマッチングについての記事は ...

発音(構音)練習はいつから始める?発音練習に必要なこと

ことばを話し始めた子どもは始めから上手な発音ではありません。 発音にも獲得段階もあり、身長や体重の成長だけでなく身体の動かし方も上手になると正しい発音が獲得できるようになります。 病院で実施される発音練習は構音訓練とも呼ばれており、以下では構音(=発音)という表記で記載してます。 構音の獲得段階 発音の獲得段階はおおよそ上記の順番となります。 さ行、ら行は発音の難しい音とされ、魚を「たかな」と言い間違えてしまうことも多いです。 しかしこれらの音は5歳頃の獲得が目安となるため、構音練習の実施年齢は5歳前後か ...

言葉の発達【0歳・1歳・2歳・3歳】

ことばは1歳頃から話し始めると言われますが、話し出す前からも指差しをしたりママ・パパに目線を向けたり等コミュニケーションは始まり大人と笑い合ったり物の受け渡し等のやりとりから学習していきます。 このやりとりを通して人とのコミュニケーションは楽しいという気持ちが育まれていきます。 今回そんなことばを獲得し始める前段階からのお話。4歳から6歳までのことばの発達はこちら 0歳・1歳のことばの発達 ことばはすぐに話し始める訳ではありません。 母親のお腹から生まれてきた子どもたちは、外の世界で多数の刺激を受けて育っ ...

発達に合った絵本の読み方

絵本を読んであげたい子どもに合わせた絵本を選ぶことで、より興味を持ちやすくなったり理解が深まります。ではそれぞれの絵本はどのように読んであげることがいいのでしょうか。 初めに述べておきますが、きっとこれには正解はありません。 絵本を通して身近な大人とコミュニケーションをとることが絵本を好きになる近道だと思います。今回はそのような絵本の読み方についてお話します。 ①絵が主となる絵本(おすすめ年齢0〜2歳) 0〜2歳の子どもは「ことば」を獲得する時期です。 これらの絵本は「ことば(単語)」を伝えていく役割を大 ...

言葉を話すために必要なこと

言葉を獲得する要素についてのお話。 言葉は1歳頃始語として表出されることが多いですが、表出される前から言葉の獲得準備をしています。 今記事の内容はどの年齢でも同じですが、2歳頃までの言葉の発達を想定して話を進めます。 言語獲得の要素 言葉の獲得は単一の要素で成立するのでなく大まかに下記の3つの要素の組み合わせがあります。 A.コミュニケーション意欲 自分の思いを伝えたいという気持ち。赤ちゃんは泣くことによって自分の気持ちを伝えます。 認知面や運動面の発達を経てアイコンタクトや指差しなどの表現方法を獲得して ...

赤ちゃんのおすすめおもちゃ・選び方のコツを紹介【月齢別おもちゃ】

「1歳も満たない赤ちゃんはまだ遊んでも何も分からないのではないか」と思う方も多いかもしれませんが、大人の期待する反応(笑ったり、声を出すなど)がなくてもたくさんの刺激を感じて過ごしているのです。 そんな感覚への働きかけが赤ちゃんとの遊びであり、発達を促す関わりの第一歩となります。 おもちゃの選び方のコツ 安全なもの 赤ちゃんは口に入れたり目の前の物を手に取ろうと好奇心で満ち溢れています。 その好奇心を育てるためにおもちゃの大きさや形等を注意して選ぶことで安全に遊べます。 掃除しやすい 口の中に入れたり舐め ...

【幼児・低学年向け】ひらがな練習の進め方!ステップ別の解説と無料プリント配布

私たちの周りにはひらがなや漢字が当たり前のように使われますが、ひらがなは文字学習の中でも特に早期に学習します。 そこで今回はひらがな練習における進め方のポイントと無料教材についてご紹介していきます。 ※コトノハ教材庫に他にも豊富な教材を揃えています。 ひらがなを読むステップ ひらがなは読めなければ書けないということを理解する必要があるため、始めは読む練習から進めていきます。 そのため、ひらがな学習の始めはひらがなを読むことに注目して学習を進めていきましょう。 ひらがなを読むステップは①文字を見る②文字を音 ...

【保育士が教える】保育園の選び方

子どもの保育園入園はいつ頃から考えますか。 多くの場合は4月からの入園を考えることが多いと思います。 では次年度の4月入園を考えた時、いつ頃からどのように準備をしていけばいいのでしょうか。0歳児クラスに入園した子は6年という長い年月通うことになる保育園は丁寧に選びたいですよね。 本記事では保育士からの目線で保育園を選ぶポイントをご紹介していきます。 自治体の手続き方法を知る まずは事前準備をしていきましょう。各自治体のホームページや役所のこども家庭支援課などでその地域の保育園情報(どのくらい保育園があるの ...

言葉を伸ばす絵カードマッチング

マッチングは物を合わせるという意味で様々な場面で用いられています。 私たちが普段生活している時は特に意識したことはないかもしれませんが、発達過程においてマッチングは必要不可欠なものです。 マッチングはことばを促す学習として使う事も多いです。。 例えば同じカードのマッチング、果物・乗り物カードのカテゴリーを分けたマッチング。 マッチングの活動は多数ありこれらを全て挙げることは出来ませんが、度々使われるマッチングの活動についてお話します。 マッチングで何が身につく? マッチングは合わせるという表現をすることも ...

オノマトペってどのようなことば?

オノマトペは私たちの身近でさりげなく聞いていることばです。「ことば」というより「音」として聞いていることが多いでしょうか。 例えば雨の音は「ざー」、風の音は「ぴゅー」など。周囲の環境だけでなく、私たちがお腹を空かせるとお腹から「ぐ~」という音も聞こえてきます。このように身近にはたくさんのオノマトペで溢れています。 オノマトペはことばの獲得を促しやす自然な流れで度々使われることばかと思います。今回はそんなオノマトペについてお話をしていきます。 オノマトペの種類 オノマトペは全部で5種類のものがあります。子ど ...

言葉の発達【4歳・5歳・6歳】~就学に繋がる言語の習得

3歳以上になってくるとことばでのやりとりが出来るようになり、遊んだ場所やお友達の名前などを少しずつ子どもからお話出来るようになります。 そして5歳になると就学にむけて文字の読み書きや表現力が豊かになっていきます。 今回は4歳以降のことばの発達で大切なポイントをお話します。 状況説明力 言葉を覚えたての子どもたちは目の前のおもちゃや動物など知っていることを表現してくれます。 例えば「保育園でなにしたの?」という質問を家庭ですることが多いですが、2歳頃のお子さんははっきりと答えることはまだ出来ません。 この質 ...

「ママみて!」に応えることで育まれる、子どもの安心感と自己肯定感

子どもが突然、「ママ、みて!」「できたよ!」と声をかけてくる場面は、日常の中で何度も訪れます。 忙しい家事の途中だったり、手が離せないタイミングだったりすることもあって応えることが難しいときもあるかとおもいます。 けれどこの「ママみて!」には、子どもの心の成長において、とても大切な意味が込められています。 この記事では、「ママみて!」という言葉の背景にある子どもの気持ち、それにどう応えるかがなぜ大切なのかについて考えてみます。 「ママみて!」はただの自慢じゃない 子どもが何かを成し遂げたとき、大人に見てほ ...

おもちゃよりも大切なものとは?親子のやりとりが子どもの心と言葉を育てる理由

子育てをしていると、「せっかくおもちゃを買ったのに、すぐに飽きてしまった」「子どもが一人で遊んでいて、大人は見ているだけになってしまう」そんな悩みを抱えることがあるのではないでしょうか。 おもちゃは子どもにとって楽しい存在ですが、本当に子どもの心を育てるのは、大人との関わりそのものです。 この記事では、ごっこ遊びややりとり遊びがなぜ発達に重要なのか、ママやパパがどのように関わればいいのかを解説します。 ごっこ遊びややりとり遊びが子どもに与える影響 ままごとや電車ごっこ、お店屋さんごっこといった遊びは、単な ...

幼児の心と体を育てる全身運動遊び〜走る・跳ぶ・転がるが子どもを変える

子どもたちが元気いっぱいに体を動かす姿には、成長を促す大切な力が詰まっています。 走る、跳ぶ、転がるといった全身を使った運動遊びは、幼児期において特に重要な発達の土台となる活動です。 体を動かすことは、子どもにとってただの遊びではありません。 心と体をバランスよく育てるための大切な経験であり、日常生活の中でも気軽に取り入れることができます。 今回は、幼児期におすすめの運動遊びやその効果について詳しく紹介します。 幼児期に育てたい「体の基礎力」 CICINELL バランスボード 木製 体幹 トレーニング ア ...

「ひとりでできた!」を引き出すには?幼児期の自立と親の関わり方

子どもが「ひとりでできた!」と満面の笑みで報告してくれる瞬間は、ママやパパにとって何よりも嬉しいひとときです。 けれど、その一言の裏には、小さなステップを積み重ねてきた毎日があります。 着替え、片づけ、トイレなど、日常生活の中には子どもの自立心を育てるヒントがたくさん詰まっています。 この記事では、幼児の自立を育てる方法と親の関わり方について詳しく紹介します。 幼児期の「自立」とは?すべてを一人でやることではない 「自立」というと、すべてを一人でできるようにさせることと捉えられがちですが、幼児期における自 ...

赤ちゃんとの思い出を「ながら」で記録する方法

赤ちゃんとの生活は、想像以上にあっという間に過ぎていきます。 毎日お世話に追われて、気づけばもう夜。ゆっくりと落ち着いて過ごす時間が減って、「赤ちゃんとの写真も残せない」と思うことmあるのではないでしょうか。 「赤ちゃんの成長をちゃんと記録したいけど、時間がない」「思い出を残したいけど、何から始めればいいかわからない」 そんな方のために、今回は「ながら」でできる簡単な育児の記録方法をご紹介します。 忙しい日常でも、無理なく思い出を残す方法があることを知ってもらえたら嬉しいです。 なぜ育児中に記録を残せない ...

ひらがなを書く前に確認したい指先の発達と家庭でできる遊び

子どもがスムーズにひらがなを書くためには、「文字がわかる」だけが大切ではありません。 書くという動作の前に必要なのが、「指先の発達」です。 書くという動作には、手の力、指の使い方、集中力など、いくつもの土台が必要です。 今回は、家庭で気づける指先の発達のステップと、指先の発達を支える遊びについて紹介します。 指先の発達チェックシートも是非ご覧ください。 書く力の前に育てたい「手と指の使い方」 まず大切なのは、「書く動作の土台」となる手や腕の使い方です。 ■ 両手をバランスよく使えるか片手でおもちゃを押さえ ...

子どもの語彙力を育てる動詞の獲得!日常でできる声かけの工夫も紹介

子どもが言葉を覚えはじめる頃、最初に話すのは「ママ」「ブーブー」「ワンワン」といった、目に見えるものの名前が多いです。 これは名詞と呼ばれる言葉で、視覚的にわかりやすく、言語獲得の初期に多く学びます。 しかし、語彙力を豊かに伸ばしていくためには、名詞だけでは足りず、子どもの言語発達において重要な役割を果たすのが動詞となっています。 「たべる」「ねる」「いく」「あそぶ」など、動きを表すこの言葉が使えるようになることで、子どもの語彙はぐんと広がっていきます。 名詞だけでは足りない?語彙の発達に必要な言葉とは ...

非現前事象とは?子どもの言葉の発達に欠かせないステップと家庭でできる関わり方

「パパ、おしごと行ったね」「ママ、ワンワンいたよ」。 このような子どものひと言に、実は言葉の大きな発達のサインが隠れています。 子どもが言葉を覚える過程でとても重要なステップのひとつに、「非現前事象(ひげんぜんじしょう)」の理解と表現があります。 この記事では、少し聞き慣れないこの言葉を、わかりやすく解説しながら、子どもの言語発達を育む家庭での関わり方をご紹介します。 現前事象と非現前事象とは? まずは、現前事象・非現前事象という言葉の意味について説明します。 現前事象(げんぜんじしょう)とは 目の前にあ ...

なんでも「ワンワン」と言うのはなぜ?過大汎用と子どもの言葉の発達

犬を見て「これなあに?」「ワンワン!」花を見て「じゃあ、これは?」「ワンワン!」 絵本の中の動物も、テレビに出てくるキャラクターも、遠くの自動車も、時には通りすがりの人にさえも…。何でも「ワンワン」と言ってしまう時期、子育てをしていれば一度は経験があるのではないでしょうか。 一見すると「えっ、それもワンワン?」と戸惑ってしまうような言葉の使い方も、実は子どもにとって大事な“言葉の第一歩”です。 今回は、そんな「なんでもワンワン」期をどのように捉え、どう関わればよいのかをお伝えします。 「なんでもワンワン」 ...

子どもの言葉を自然に育てる関わり方とは?「リキャスト」で親子の会話が広がる方法

「どう声をかけたら会話が増えるんだろう?」と、子育て中の保護者の方なら一度は悩んだことがあるのではないでしょうか。 そんなときにぜひ知ってほしいのが、子どもの言葉を無理なく育てる「リキャスト」という声かけの方法です。 この記事では、リキャストの意味や具体例、家庭での活用方法をご紹介します。 リキャストとは?子どもの言葉を「育てる」返し方 リキャスト(recast)とは、子どもの言葉をそのまま受け止めつつ、少しだけ言い換えて返す声かけのことです。 正すのではなく、自然な言葉のモデルを示すように返してあげるこ ...

子どもの「見て!」「あれなに?」に応える力|共同注意が育む言葉と心の発達

子どもが「ママ、見て!」「あれなに?」と指さすシーン。 つい日常に紛れて見過ごしがちですが、実はここにとても大切な心のやりとりが詰まっています。 それが、「共同注意」という力です。 今回は、子どもの言葉や心の発達に欠かせない共同注意について、わかりやすく解説していきます。 この記事はnoteでも紹介しています。『「見て!あれなに?」が育てる心のつながり~共同注意の力とは?』 共同注意とは? 共同注意とは、「大人と子どもが、同じものに注目している状態」を指します。 たとえば… ■子どもが指をさして「ワンワン ...

「なにしてるの?」よりも「○○してるね」!子どもの言葉を育てる共感的な声かけとは?

「今日は何したの?」「これは何色?」「どっちがいい?」 私たちは、子どもにたくさん話しかけたいと思うあまり、つい質問ばかりになりがちです。 もちろん、「たくさん話してほしい」「考える力を育てたい」という親心からの行動です。 ですが実は、このような質問攻めは、子どもの話しにくさを生みやすいこともあるのです。 幼児期の子どもにとって、「考える」「言葉を選ぶ」「話す」という流れは、大人が思う以上に難しく、負担が大きい作業です。 だからこそ、幼児期には共感的な声かけがとても大切になります。 質問ではなく「状況を言 ...

5領域別の活動内容紹介~児童発達支援,放課後等デイサービスでは何をしている?!

児童発達支援、放課後等デイサービスは5領域と呼ばれるものを総合的に支援の中に取り入れることが必要不可欠ですが、「5領域の活動内容って?」と悩まれる支援者も少なくありません。 今回はその5領域に沿った活動内容を、児童発達支援(個別,集団)、放課後等デイサービス(以下.放課後等デイ)(個別,集団) 児童発達支援,放課後等デイサービスにおける5領域とはなにか 児童発達支援、および放課後等デイサービスは本人支援、家族支援、移行支援、地域支援・地域連携を行うことが役割とされています。 その中の本人支援では5領域の視 ...

ベイツの乳幼児のコミュニケーション発達段階について

発達段階について提唱している人は多く存在し、いずれの人の段階の考え方も昨今の発達支援の中で役立つものが多く敬意を示さなければなりません。 発達段階のように成長に合わせた行動や特徴などがある程度定まっているものがあると、アセスメントとしても考えられるため言語指導の中で用いることが多いです。 そのような数多くある発達段階の内、今回はエリザベス・ベイツ (Elizabeth Bates)が提唱した乳幼児のコミュニケーション発達段階について話をしていきます。 乳幼児のコミュニケーション発達段階 ベイツは各段階で子 ...

ダイナミックアセスメントとは?!知能検査との違いについて

ダイナミックアセスメント(Dynamic Assessment)とは、子どもの学習や発達の特性を把握するための評価方法のひとつです。 日本語では「動的アセスメント」とも言われることがあるそうです。 このダイナミックアセスメントである「動的アセスメント」の対となるものに「静的アセスメント」よ呼ばれるものもあります。との大きな違いは、「ただできる・できないを調べる」のではなく、「どうすればできるようになるか」を探る点です。この部分については下記でも触れます。 子どもの今の力だけではなく、少し助けを受けることで ...

言葉の指導・質問の事例集〜指導プログラムや家庭でできることなど

言葉の指導の中での内容や保護者または支援者からの質問で多いことについてまとめました。 下記のような表としてまとめてあります。支援者の指導・回答例の説明の中に関連記事もリンクとして載せてあるため、より詳細を知りたい場合はそちらを閲覧してください。 質問 言葉の悩みや質問事項。 年齢 類似した内容の指導または質問を受けた子どもの年齢 考えられること なぜそのようなことに起きるか。 支援者の指導・回答例 実際の指導で行うことや保護者に伝えること。 こちらで回答はあくまで私の経験からくる指導、回答となっているため ...

ビーズ箸を使った箸の練習〜ビーズ箸の作り方について

箸の練習として、トングや補助箸が使われることが多いです。 しかし、トングや補助箸を使うことはできても普通の箸を使うことはまだちょっと苦手… ということが意外と多いです。 そこで今回は普通の箸の前段階として使えるビーズ箸を紹介します。 ビーズ箸で使うもの 今回は100円ショップで購入しました。(輪ゴムは家にあったものです) ビーズの大きさは色々ありましたが、今回は10mmのものを使っています。 ビーズ箸の作り方 なんといっても、ビーズの中に輪ゴムを通すことが大変です。ここが終わったらあとはもう大丈夫です。 ...

遊びで育む言葉の発達〜ことばの促しや気持ちを落ち着かせる関わり方を解説〜

赤ちゃんから大人まで、遊び方はそれぞれ異なりますが、「遊び」という行為そのものは誰もが経験してきたものであり、形を変えて続けていきます。 大人になると経済的な余裕ができ、それに伴い遊びの内容が豪華になることもありますが、子どもであっても大人であっても、遊びは欠かせないものです。 本記事では、そんな「楽しい」という気持ちをベースに、子どもと遊びながら言葉の発達を育む関わり方について紹介します。 さらに、言葉の発達だけでなく、気持ちを落ち着かせる効果についても合わせてお伝えします。 今回は、遊びを通してどのよ ...

室内でもできる体を動かす運動遊び〜幼児から小学生まで楽しく遊ぶ~【レクリエーション】

体を動かすことは外だけではなく、お家や施設などの屋内でも取り組むことができます。 特に雨の日や屋外で活動する時に「どのようなことをしたらいいのだろう?」と悩まれることも多いのではないでしょうか。 そこで今回は幼児~小学生を中心として楽しく取り組める運動遊びについて紹介します。 はじめに ここでは道具を使わない運動遊びと道具を使った運動遊びについてそれぞれ紹介します。このでの内容を参考にしながら実際の子どもたちに取り組みやすい方法にアレンジしながら遊んでみてください。 ※運動する際は部屋のスペースを確保する ...

言葉の先生が教えるおすすめな言葉の学習方法【幼児編】

私が言葉の指導において使用する学習方法についてご紹介します。 ここで紹介するものは絶対的なものではないため個々に応じて学習方法をご検討ください。(随時追加していきます。) 人形遊び 人形とそれに関連する物を用意して大人と物を操作しながら遊びです。 同じイラストのマッチング 複数の絵が描かれている台紙とそれと全く同じ絵(カード)を用意します。台紙を子どもの前に置き、一枚ずつ絵カードを渡し(+名前を言う)、台紙内の同じ絵のところに絵(カード)を置いてマッチングしてもらいます。絵カードマッチングについての記事は ...

フリートークの目的や話題はどのようなもの?!

フリートークは自由会話とも言われていて、日常生活でお友達や家族と他愛ない話をするかと思います。 ことばの指導でもこのようなフリートーク中心の指導を進めることもあります。 一見すると「(指導で)なにをしているの?」と思われるかもしれませんが、しっかりとフリートークには目的があります。今回はそのようなフリートークについてのお話。 フリートークはどのような話をするの?! フリートークは全員が「〜ついての話をする」という決まりはなく、相手によって話題は変わっていきます。 例えば、「学校で楽しかったこと」「家族でお ...

ソーシャルスキルトレーニング(SST)とは?〜SSTのやり方や教え方など進め方を中心にお伝えします〜

ソーシャルスキルトレーニング(以下SST)は友達との関わり方や学校など集団生活での困り感を減らすことを目的としたトレーニングです。 SSTは幼児の子どもから小学校へ入学した子ども、社会人など幅広い年齢の人たちに使われるます。今回はそのようなSSTの進め方や注意点についてお話していきます。 SSTとは SSTはSocial Skills Traningの頭文字をまとめたもので社会性という部分に焦点を当てたトレーニングです。 社会性は交友関係や集団生活などのことをいい、それらについて何らかの困り感のある子ども ...

昨日・今日・明日の教え方

昨日、今日、明日ということばは私たちの会話でよく使われます。「昨日は何食べた?」「今日は暑いね」「明日遊ばない?」など。 今回はこの昨日、今日、明日という概念の学習方法についてお伝えします。 昨日、今日、明日の概念学習の前に これらの時制を示すことばを学習を進める前に2つの学習について進めることもあります。 それは ①ひらがな曜日カード②カレンダー の2つです。 これらは昨日、今日、明日の概念だけでなく、曜日や日付などの時制の学習にも役立つので先に少しだけ紹介します。 ひらがな曜日カードの学習 まずは月曜 ...

保育と療育での絵カードの使い方

保育と療育は、共に子どもたちの成長や発達支援という点に関して同じですが、「保育でどのように絵カードを使ったらいいですか?」と聞かれることもあります。療育では絵カードを様々な方法で用いています。保育と療育での絵カードの使い方について分ける必要はないかもしれませんが、今回はそれぞれの場所でどのように絵カードを活かせるか考えてみます。 保育と療育の違い 保育と療育の主な違いは、対象となる子どもたちの特性と、提供される支援の内容や方法です。保育は、主に全ての子どもを対象にした日常生活の支援であり、集団生活の中で社 ...

形を置き換えよう(SDMT)【無料プリント】~形に当てはまるものを置き換える学習

見本をみて、形に当てはまる数字や記号に置き換える学習に役立ちます。 形を置き換えよう【SDMT】【無料ダウンロード】 ①形を置き換えよう ②形を置き換えよう 1日5分!はじめてのビジョントレーニング【わくわくパズル&ゲーム】 1,650円(06/15 17:44時点) Amazon楽天市場 Amazonの情報を掲載しています 特別支援教育 読み書き・運動が楽しくなる! 見る見るトレーニング いるかどり 2,090円(06/15 16:31時点) Amazon楽天市場 Amazonの情報を掲載しています

文字を並び替えよう【無料プリント】~ひらがなを並び替えた正しい言葉をつくる

ランダムに並んでいる3~5文字のひらがなを、並び替えて正しい言葉をつくるプリントです。 文字を並び替えよう【無料ダウンロード】 ①文字を並び替えよう ②文字を並び替えよう ③文字を並び替えよう ④文字を並び替えよう やさしいひらがな 1集 (もじ・ことば 3) くもん出版編集部 726円(06/14 21:37時点) Amazon楽天市場 Amazonの情報を掲載しています 1年生ひらがな (くもんの小学ドリル 国語 ひらがな) 748円(06/14 21:37時点) Amazon楽天市場 Amazonの ...

文をつくろう【無料プリント】~線でむすんで文を作る学習

正しい文になるように線を結ぶことや、正しい文を書く学習プリントです。 文をつくろう【無料ダウンロード】 ①文をつくろう ②文をつくろう 1年生文しょうの読解 (くもんの小学ドリル 国語 文章の読解 1) 748円(06/14 18:14時点) Amazon楽天市場 Amazonの情報を掲載しています 小学1年生 文章読解にぐーんと強くなる (くもんの国語集中学習) 1,078円(06/14 21:37時点) Amazon楽天市場 Amazonの情報を掲載しています

たし算・ひき算・20までの数【無料プリント】~20までの数計算

20までの数の足し算、引き算が一緒になっているプリントです。 たし算・引き算・20までの数【無料ダウンロード】 ①たし算・ひき算・20まで ②たし算・ひき算・20まで ③たし算・ひき算・20まで ④たし算・ひき算・20まで 1年生すう・りょう・ずけい (くもんの小学ドリル 算数 数・量・図形 1) 748円(06/15 06:17時点) Amazon楽天市場 Amazonの情報を掲載しています 小学1年 コグトレ 計算ドリル: 小学生向け問題集/認知機能+計算力トレーニング (受験研究社) 受験研究社 9 ...

ひき算・20までの数【無料プリント】~使われる数字が20までの引き算

引き算の答えが20までの計算や計算問題を加えたプリントです。 引き算・20までの数【無料ダウンロード】 ①ひき算・20までの数 ②ひき算・20までの数 ③ひき算・20までの数 ④ひき算・20までの数 小学1年生 計算にぐーんと強くなる (くもんの算数集中学習) 1,078円(06/14 22:53時点) Amazon楽天市場 Amazonの情報を掲載しています 子どもが自ら考えだす 引き算の子育て 宮本 哲也, 井本 陽久, おおたとしまさ 1,760円(06/14 18:14時点) Amazon楽天市場 ...

たし算・20までの数【無料プリント】~合計が20までの数

足し算の答えが10までの計算や計算問題を加えたプリントです。 たし算・20までの数【無料ダウンロード】 ①たし算・20までの数 ②たし算・20までの数

「ママみて!」に応えることで育まれる、子どもの安心感と自己肯定感

子どもが突然、「ママ、みて!」「できたよ!」と声をかけてくる場面は、日常の中で何度も訪れます。 忙しい家事の途中だったり、手が離せないタイミングだったりすることもあって応えることが難しいときもあるかとおもいます。 けれどこの「ママみて!」には、子どもの心の成長において、とても大切な意味が込められています。 この記事では、「ママみて!」という言葉の背景にある子どもの気持ち、それにどう応えるかがなぜ大切なのかについて考えてみます。 「ママみて!」はただの自慢じゃない 子どもが何かを成し遂げたとき、大人に見てほ ...

おもちゃよりも大切なものとは?親子のやりとりが子どもの心と言葉を育てる理由

子育てをしていると、「せっかくおもちゃを買ったのに、すぐに飽きてしまった」「子どもが一人で遊んでいて、大人は見ているだけになってしまう」そんな悩みを抱えることがあるのではないでしょうか。 おもちゃは子どもにとって楽しい存在ですが、本当に子どもの心を育てるのは、大人との関わりそのものです。 この記事では、ごっこ遊びややりとり遊びがなぜ発達に重要なのか、ママやパパがどのように関わればいいのかを解説します。 ごっこ遊びややりとり遊びが子どもに与える影響 ままごとや電車ごっこ、お店屋さんごっこといった遊びは、単な ...

幼児の心と体を育てる全身運動遊び〜走る・跳ぶ・転がるが子どもを変える

子どもたちが元気いっぱいに体を動かす姿には、成長を促す大切な力が詰まっています。 走る、跳ぶ、転がるといった全身を使った運動遊びは、幼児期において特に重要な発達の土台となる活動です。 体を動かすことは、子どもにとってただの遊びではありません。 心と体をバランスよく育てるための大切な経験であり、日常生活の中でも気軽に取り入れることができます。 今回は、幼児期におすすめの運動遊びやその効果について詳しく紹介します。 幼児期に育てたい「体の基礎力」 CICINELL バランスボード 木製 体幹 トレーニング ア ...

「ひとりでできた!」を引き出すには?幼児期の自立と親の関わり方

子どもが「ひとりでできた!」と満面の笑みで報告してくれる瞬間は、ママやパパにとって何よりも嬉しいひとときです。 けれど、その一言の裏には、小さなステップを積み重ねてきた毎日があります。 着替え、片づけ、トイレなど、日常生活の中には子どもの自立心を育てるヒントがたくさん詰まっています。 この記事では、幼児の自立を育てる方法と親の関わり方について詳しく紹介します。 幼児期の「自立」とは?すべてを一人でやることではない 「自立」というと、すべてを一人でできるようにさせることと捉えられがちですが、幼児期における自 ...

赤ちゃんとの思い出を「ながら」で記録する方法

赤ちゃんとの生活は、想像以上にあっという間に過ぎていきます。 毎日お世話に追われて、気づけばもう夜。ゆっくりと落ち着いて過ごす時間が減って、「赤ちゃんとの写真も残せない」と思うことmあるのではないでしょうか。 「赤ちゃんの成長をちゃんと記録したいけど、時間がない」「思い出を残したいけど、何から始めればいいかわからない」 そんな方のために、今回は「ながら」でできる簡単な育児の記録方法をご紹介します。 忙しい日常でも、無理なく思い出を残す方法があることを知ってもらえたら嬉しいです。 なぜ育児中に記録を残せない ...

ひらがなを書く前に確認したい指先の発達と家庭でできる遊び

子どもがスムーズにひらがなを書くためには、「文字がわかる」だけが大切ではありません。 書くという動作の前に必要なのが、「指先の発達」です。 書くという動作には、手の力、指の使い方、集中力など、いくつもの土台が必要です。 今回は、家庭で気づける指先の発達のステップと、指先の発達を支える遊びについて紹介します。 指先の発達チェックシートも是非ご覧ください。 書く力の前に育てたい「手と指の使い方」 まず大切なのは、「書く動作の土台」となる手や腕の使い方です。 ■ 両手をバランスよく使えるか片手でおもちゃを押さえ ...