更新情報
2025.04.26
note『子どもの言葉を『育てる』返し方~リキャストを使った子どもとの上手な関わり』
コトノハ教材『音数とひらがな書きシート』
2025.04.25
note『「おもちゃの…」で生まれた、ことばの魔法~帰り道で見つけたやりとりの芽』
コトノハ教材『体調チェックシート』
2025.04.24
note『「見て!あれなに?」が育てる心のつながり~共同注意の力とは?』
コトノハ教材『どうしたらいいⅢ』
2025.04.23
コトノハ教材『どちらがながい』
note『「長女がべったり…」そんなとき、次女とも“じっくり”遊ぶためにできること』
2025.04.22
コトノハ教材『拗音プリントⅡ』
遊びで育む言葉の発達〜ことばの促しや気持ちを落ち着かせる関わり方を解説〜
赤ちゃんから大人まで遊び方は違えど、遊びというものは誰しもやってきていることであり、遊びを卒業するということは存在しません。 働き始めると経済力が増し、それに伴って遊び方が豪勢になることもありますが、子どもも大人も遊ぶという行為は欠かせないものです。 今回紹介するものは、遊びという楽しいという気持ちをベースに考えて、子どもと一緒に関わる中で言葉の発達を育む方法について紹介します。 それに加えて言葉の発達だけでなく、気持ちを落ち着かせるという効果についても併せてお伝えします。 今回はそのような遊びを通して言 ...
言葉の先生が教えるおすすめな言葉の学習方法【幼児編】
私が言葉の指導において使用する学習方法についてご紹介します。 ここで紹介するものは絶対的なものではないため個々に応じて学習方法をご検討ください。(随時追加していきます。) 人形遊び 人形とそれに関連する物を用意して大人と物を操作しながら遊びです。 同じイラストのマッチング 複数の絵が描かれている台紙とそれと全く同じ絵(カード)を用意します。台紙を子どもの前に置き、一枚ずつ絵カードを渡し(+名前を言う)、台紙内の同じ絵のところに絵(カード)を置いてマッチングしてもらいます。絵カードマッチングについての記事は ...
発音(構音)練習はいつから始める?発音練習に必要なこと
ことばを話し始めた子どもは始めから上手な発音ではありません。 発音にも獲得段階もあり、身長や体重の成長だけでなく身体の動かし方も上手になると正しい発音が獲得できるようになります。 病院で実施される発音練習は構音訓練とも呼ばれており、以下では構音(=発音)という表記で記載してます。 構音の獲得段階 発音の獲得段階はおおよそ上記の順番となります。 さ行、ら行は発音の難しい音とされ、魚を「たかな」と言い間違えてしまうことも多いです。 しかしこれらの音は5歳頃の獲得が目安となるため、構音練習の実施年齢は5歳前後か ...
言葉の発達【0歳・1歳・2歳・3歳】
ことばは1歳頃から話し始めると言われますが、話し出す前からも指差しをしたりママ・パパに目線を向けたり等コミュニケーションは始まり大人と笑い合ったり物の受け渡し等のやりとりから学習していきます。 このやりとりを通して人とのコミュニケーションは楽しいという気持ちが育まれていきます。 今回そんなことばを獲得し始める前段階からのお話。4歳から6歳までのことばの発達はこちら 0歳・1歳のことばの発達 ことばはすぐに話し始める訳ではありません。 母親のお腹から生まれてきた子どもたちは、外の世界で多数の刺激を受けて育っ ...
発達に合った絵本の読み方
絵本を読んであげたい子どもに合わせた絵本を選ぶことで、より興味を持ちやすくなったり理解が深まります。ではそれぞれの絵本はどのように読んであげることがいいのでしょうか。 初めに述べておきますが、きっとこれには正解はありません。 絵本を通して身近な大人とコミュニケーションをとることが絵本を好きになる近道だと思います。今回はそのような絵本の読み方についてお話します。 ①絵が主となる絵本(おすすめ年齢0〜2歳) 0〜2歳の子どもは「ことば」を獲得する時期です。 これらの絵本は「ことば(単語)」を伝えていく役割を大 ...
言葉を話すために必要なこと
言葉を獲得する要素についてのお話。 言葉は1歳頃始語として表出されることが多いですが、表出される前から言葉の獲得準備をしています。 今記事の内容はどの年齢でも同じですが、2歳頃までの言葉の発達を想定して話を進めます。 言語獲得の要素 言葉の獲得は単一の要素で成立するのでなく大まかに下記の3つの要素の組み合わせがあります。 A.コミュニケーション意欲 自分の思いを伝えたいという気持ち。赤ちゃんは泣くことによって自分の気持ちを伝えます。 認知面や運動面の発達を経てアイコンタクトや指差しなどの表現方法を獲得して ...
赤ちゃんのおすすめおもちゃ・選び方のコツを紹介【月齢別おもちゃ】
「1歳も満たない赤ちゃんはまだ遊んでも何も分からないのではないか」と思う方も多いかもしれませんが、大人の期待する反応(笑ったり、声を出すなど)がなくてもたくさんの刺激を感じて過ごしているのです。 そんな感覚への働きかけが赤ちゃんとの遊びであり、発達を促す関わりの第一歩となります。 おもちゃの選び方のコツ 安全なもの 赤ちゃんは口に入れたり目の前の物を手に取ろうと好奇心で満ち溢れています。 その好奇心を育てるためにおもちゃの大きさや形等を注意して選ぶことで安全に遊べます。 掃除しやすい 口の中に入れたり舐め ...
【幼児・低学年向け】ひらがな練習の進め方!ステップ別の解説と無料プリント配布
私たちの周りにはひらがなや漢字が当たり前のように使われますが、ひらがなは文字学習の中でも特に早期に学習します。 そこで今回はひらがな練習における進め方のポイントと無料教材についてご紹介していきます。 ※コトノハ教材庫に他にも豊富な教材を揃えています。 ひらがなを読むステップ ひらがなは読めなければ書けないということを理解する必要があるため、始めは読む練習から進めていきます。 そのため、ひらがな学習の始めはひらがなを読むことに注目して学習を進めていきましょう。 ひらがなを読むステップは①文字を見る②文字を音 ...
【保育士が教える】保育園の選び方
子どもの保育園入園はいつ頃から考えますか。 多くの場合は4月からの入園を考えることが多いと思います。 では次年度の4月入園を考えた時、いつ頃からどのように準備をしていけばいいのでしょうか。0歳児クラスに入園した子は6年という長い年月通うことになる保育園は丁寧に選びたいですよね。 本記事では保育士からの目線で保育園を選ぶポイントをご紹介していきます。 自治体の手続き方法を知る まずは事前準備をしていきましょう。各自治体のホームページや役所のこども家庭支援課などでその地域の保育園情報(どのくらい保育園があるの ...
言葉を伸ばす絵カードマッチング
マッチングは物を合わせるという意味で様々な場面で用いられています。 私たちが普段生活している時は特に意識したことはないかもしれませんが、発達過程においてマッチングは必要不可欠なものです。 マッチングはことばを促す学習として使う事も多いです。。 例えば同じカードのマッチング、果物・乗り物カードのカテゴリーを分けたマッチング。 マッチングの活動は多数ありこれらを全て挙げることは出来ませんが、度々使われるマッチングの活動についてお話します。 マッチングで何が身につく? マッチングは合わせるという表現をすることも ...
オノマトペってどのようなことば?
オノマトペは私たちの身近でさりげなく聞いていることばです。「ことば」というより「音」として聞いていることが多いでしょうか。 例えば雨の音は「ざー」、風の音は「ぴゅー」など。周囲の環境だけでなく、私たちがお腹を空かせるとお腹から「ぐ~」という音も聞こえてきます。このように身近にはたくさんのオノマトペで溢れています。 オノマトペはことばの獲得を促しやす自然な流れで度々使われることばかと思います。今回はそんなオノマトペについてお話をしていきます。 オノマトペの種類 オノマトペは全部で5種類のものがあります。子ど ...
言葉の発達【4歳・5歳・6歳】~就学に繋がる言語の習得
3歳以上になってくるとことばでのやりとりが出来るようになり、遊んだ場所やお友達の名前などを少しずつ子どもからお話出来るようになります。 そして5歳になると就学にむけて文字の読み書きや表現力が豊かになっていきます。 今回は4歳以降のことばの発達で大切なポイントをお話します。 状況説明力 言葉を覚えたての子どもたちは目の前のおもちゃや動物など知っていることを表現してくれます。 例えば「保育園でなにしたの?」という質問を家庭ですることが多いですが、2歳頃のお子さんははっきりと答えることはまだ出来ません。 この質 ...
子どもの「見て!」「あれなに?」に応える力|共同注意が育む言葉と心の発達
子どもが「ママ、見て!」「あれなに?」と指さすシーン。 つい日常に紛れて見過ごしがちですが、実はここにとても大切な心のやりとりが詰まっています。 それが、「共同注意」という力です。 今回は、子どもの言葉や心の発達に欠かせない共同注意について、わかりやすく解説していきます。 この記事はnoteでも紹介しています。『「見て!あれなに?」が育てる心のつながり~共同注意の力とは?』 共同注意とは? 共同注意とは、「大人と子どもが、同じものに注目している状態」を指します。 たとえば… ■子どもが指をさして「ワンワン ...
「なにしてるの?」よりも「○○してるね」!子どもの言葉を育てる共感的な声かけとは?
「今日は何したの?」「これは何色?」「どっちがいい?」 私たちは、子どもにたくさん話しかけたいと思うあまり、つい質問ばかりになりがちです。 もちろん、「たくさん話してほしい」「考える力を育てたい」という親心からの行動です。 ですが実は、このような質問攻めは、子どもの話しにくさを生みやすいこともあるのです。 幼児期の子どもにとって、「考える」「言葉を選ぶ」「話す」という流れは、大人が思う以上に難しく、負担が大きい作業です。 だからこそ、幼児期には共感的な声かけがとても大切になります。 質問ではなく「状況を言 ...
公園遊びでお話がはずむ?!運動と言葉の不思議なつながり
「たくさん体を動かした日は、子どもがよくしゃべっている気がする」と感じたことはありませんか? 実は、運動と子どもの言葉の発達には、深い関係があります。 この記事では、運動あそびが子どもの言葉を育てる理由について、わかりやすく解説していきます。 こちらはnoteでも紹介しています。『体を動かすと「ことば」が育つ?運動とことばの不思議なつながり』 言葉は「頭」だけでは育たない 言葉の発達と聞くと、絵本の読み聞かせや語りかけを思い浮かべる方が多いかと思います。 もちろん、これらの言語的な刺激はとても大切ですが、 ...
遊びと生活がことばの教科書!子どもの言葉を育てる日常のヒント
「子どもの言葉を育てるには、何をすればいい?」そんなふうに思ったことはありませんか? 言葉は、毎日の遊びや生活の中で自然と育まれていくもの。 特別な教材や高額な習い事ではなく、親子でのんびり過ごす日々の中には、言葉を伸ばすチャンスがたくさんあります。 noteでも紹介しています。『「遊び」と「生活」で言葉は育つ毎日の関わりが、いちばんのことばの教材』 遊びの中で育つ「ことばの力」 子どもは遊びの中で、自分の気持ちや体験を言葉にしようとします。 たとえば ■「いらっしゃいませ!」「ジュースどうぞ」 → ごっ ...
「ばなな」が「ば」になる?幼児のことばの発達とその関わり方
言葉を話し始めたと思ったら、「ばなな」を「ば」と話すことを見たり聞いたりしたことはありませんか? 「ばなな」に限らず「てれび」を「て」、「あんぱんまん」を「んぱ」と言うこともあります。 「ちゃんと話せていない?!」と心配になるかもしれませんが、幼児期の言葉の発達では、よくみられることです。 noteでも紹介しています。『「ばなな」が『ば』になる?幼児のことばの発達とそのサイン』 どうして「ばなな」が「ば」になるの? 幼児が言葉を学習するとき、最初から正確に発音する、長い言葉を言えるわけではありません。言葉 ...
言葉の指導・質問の事例集〜指導プログラムや家庭でできることなど
言葉の指導の中での内容や保護者または支援者からの質問で多いことについてまとめました。 下記のような表としてまとめてあります。支援者の指導・回答例の説明の中に関連記事もリンクとして載せてあるため、より詳細を知りたい場合はそちらを閲覧してください。 質問 言葉の悩みや質問事項。 年齢 類似した内容の指導または質問を受けた子どもの年齢 考えられること なぜそのようなことに起きるか。 支援者の指導・回答例 実際の指導で行うことや保護者に伝えること。 こちらで回答はあくまで私の経験からくる指導、回答となっているため ...
ビーズ箸を使った箸の練習〜ビーズ箸の作り方について
箸の練習として、トングや補助箸が使われることが多いです。 しかし、トングや補助箸を使うことはできても普通の箸を使うことはまだちょっと苦手… ということが意外と多いです。 そこで今回は普通の箸の前段階として使えるビーズ箸を紹介します。 ビーズ箸で使うもの 今回は100円ショップで購入しました。(輪ゴムは家にあったものです) ビーズの大きさは色々ありましたが、今回は10mmのものを使っています。 ビーズ箸の作り方 なんといっても、ビーズの中に輪ゴムを通すことが大変です。ここが終わったらあとはもう大丈夫です。 ...
双子の発語は遅いのか?!しゃべらない理由と言葉の発達を促す方法を紹介
言葉は個人差が大きいと言われていますが、その中でも双子は「言葉がゆっくり」と言われることが多いです。実際に我が家の双子たちも言葉の発達がゆっくりでした。 「どうして言葉がゆっくりなんだろう」と疑問に思い色々調べることもありました。 そこで今回は私が調べた上で知った双子の言葉の発達がゆっくりな理由についてお話ししようと思います。 双子の言葉の発達がゆっくりな理由 今回は私が考えた理由は以下の2点です。 これら以外にも考えられますが、上記2つは私の子育てにおいても感じられた理由で、実際の体験によるものでもあり ...
遊びで育む言葉の発達〜ことばの促しや気持ちを落ち着かせる関わり方を解説〜
赤ちゃんから大人まで遊び方は違えど、遊びというものは誰しもやってきていることであり、遊びを卒業するということは存在しません。 働き始めると経済力が増し、それに伴って遊び方が豪勢になることもありますが、子どもも大人も遊ぶという行為は欠かせないものです。 今回紹介するものは、遊びという楽しいという気持ちをベースに考えて、子どもと一緒に関わる中で言葉の発達を育む方法について紹介します。 それに加えて言葉の発達だけでなく、気持ちを落ち着かせるという効果についても併せてお伝えします。 今回はそのような遊びを通して言 ...
室内でもできる体を動かす運動遊び〜幼児から小学生まで楽しく遊ぶ~【レクリエーション】
体を動かすことは外だけではなく、お家や施設などの屋内でも取り組むことができます。 特に雨の日や屋外で活動する時に「どのようなことをしたらいいのだろう?」と悩まれることも多いのではないでしょうか。 そこで今回は幼児~小学生を中心として楽しく取り組める運動遊びについて紹介します。 はじめに ここでは道具を使わない運動遊びと道具を使った運動遊びについてそれぞれ紹介します。このでの内容を参考にしながら実際の子どもたちに取り組みやすい方法にアレンジしながら遊んでみてください。 ※運動する際は部屋のスペースを確保する ...
言葉がゆっくりちゃんたちの双子育児の1歳6ヶ月健診【1歳半検診】
我が家には1歳半(当時)を迎える双子がいます。 この双子ちゃんたちは1歳頃に歩き始めて今では2人して色んなところに歩き回ってママやパパたちを可愛く振り回してくれます。そんな双子ちゃんたちですが、意味のある言葉は3つもなく言葉がゆっくりです。そのため1歳6ヶ月健診は心配な中当日を迎えました。 1歳6ヶ月健診でやったこと ■集団説明集まった家族たちに歯磨きの仕方や今後の生活についての注意事項(例えばベランダに足台を置かないなど)がありました。説明の合間に個々で名前を呼ばれて問診は向かいます。(呼ばれてしまうか ...
言葉の先生が教えるおすすめな言葉の学習方法【幼児編】
私が言葉の指導において使用する学習方法についてご紹介します。 ここで紹介するものは絶対的なものではないため個々に応じて学習方法をご検討ください。(随時追加していきます。) 人形遊び 人形とそれに関連する物を用意して大人と物を操作しながら遊びです。 同じイラストのマッチング 複数の絵が描かれている台紙とそれと全く同じ絵(カード)を用意します。台紙を子どもの前に置き、一枚ずつ絵カードを渡し(+名前を言う)、台紙内の同じ絵のところに絵(カード)を置いてマッチングしてもらいます。絵カードマッチングについての記事は ...
5領域別の活動内容紹介~児童発達支援,放課後等デイサービスでは何をしている?!
児童発達支援、放課後等デイサービスは5領域と呼ばれるものを総合的に支援の中に取り入れることが必要不可欠ですが、「5領域の活動内容って?」と悩まれる支援者も少なくありません。 今回はその5領域に沿った活動内容を、児童発達支援(個別,集団)、放課後等デイサービス(以下.放課後等デイ)(個別,集団) 児童発達支援,放課後等デイサービスにおける5領域とはなにか 児童発達支援、および放課後等デイサービスは本人支援、家族支援、移行支援、地域支援・地域連携を行うことが役割とされています。 その中の本人支援では5領域の視 ...
ベイツの乳幼児のコミュニケーション発達段階について
発達段階について提唱している人は多く存在し、いずれの人の段階の考え方も昨今の発達支援の中で役立つものが多く敬意を示さなければなりません。 発達段階のように成長に合わせた行動や特徴などがある程度定まっているものがあると、アセスメントとしても考えられるため言語指導の中で用いることが多いです。 そのような数多くある発達段階の内、今回はエリザベス・ベイツ (Elizabeth Bates)が提唱した乳幼児のコミュニケーション発達段階について話をしていきます。 乳幼児のコミュニケーション発達段階 ベイツは各段階で子 ...
ダイナミックアセスメントとは?!知能検査との違いについて
ダイナミックアセスメント(Dynamic Assessment)とは、子どもの学習や発達の特性を把握するための評価方法のひとつです。 日本語では「動的アセスメント」とも言われることがあるそうです。 このダイナミックアセスメントである「動的アセスメント」の対となるものに「静的アセスメント」よ呼ばれるものもあります。との大きな違いは、「ただできる・できないを調べる」のではなく、「どうすればできるようになるか」を探る点です。この部分については下記でも触れます。 子どもの今の力だけではなく、少し助けを受けることで ...
言葉の指導・質問の事例集〜指導プログラムや家庭でできることなど
言葉の指導の中での内容や保護者または支援者からの質問で多いことについてまとめました。 下記のような表としてまとめてあります。支援者の指導・回答例の説明の中に関連記事もリンクとして載せてあるため、より詳細を知りたい場合はそちらを閲覧してください。 質問 言葉の悩みや質問事項。 年齢 類似した内容の指導または質問を受けた子どもの年齢 考えられること なぜそのようなことに起きるか。 支援者の指導・回答例 実際の指導で行うことや保護者に伝えること。 こちらで回答はあくまで私の経験からくる指導、回答となっているため ...
ビーズ箸を使った箸の練習〜ビーズ箸の作り方について
箸の練習として、トングや補助箸が使われることが多いです。 しかし、トングや補助箸を使うことはできても普通の箸を使うことはまだちょっと苦手… ということが意外と多いです。 そこで今回は普通の箸の前段階として使えるビーズ箸を紹介します。 ビーズ箸で使うもの 今回は100円ショップで購入しました。(輪ゴムは家にあったものです) ビーズの大きさは色々ありましたが、今回は10mmのものを使っています。 ビーズ箸の作り方 なんといっても、ビーズの中に輪ゴムを通すことが大変です。ここが終わったらあとはもう大丈夫です。 ...
遊びで育む言葉の発達〜ことばの促しや気持ちを落ち着かせる関わり方を解説〜
赤ちゃんから大人まで遊び方は違えど、遊びというものは誰しもやってきていることであり、遊びを卒業するということは存在しません。 働き始めると経済力が増し、それに伴って遊び方が豪勢になることもありますが、子どもも大人も遊ぶという行為は欠かせないものです。 今回紹介するものは、遊びという楽しいという気持ちをベースに考えて、子どもと一緒に関わる中で言葉の発達を育む方法について紹介します。 それに加えて言葉の発達だけでなく、気持ちを落ち着かせるという効果についても併せてお伝えします。 今回はそのような遊びを通して言 ...
室内でもできる体を動かす運動遊び〜幼児から小学生まで楽しく遊ぶ~【レクリエーション】
体を動かすことは外だけではなく、お家や施設などの屋内でも取り組むことができます。 特に雨の日や屋外で活動する時に「どのようなことをしたらいいのだろう?」と悩まれることも多いのではないでしょうか。 そこで今回は幼児~小学生を中心として楽しく取り組める運動遊びについて紹介します。 はじめに ここでは道具を使わない運動遊びと道具を使った運動遊びについてそれぞれ紹介します。このでの内容を参考にしながら実際の子どもたちに取り組みやすい方法にアレンジしながら遊んでみてください。 ※運動する際は部屋のスペースを確保する ...
言葉の先生が教えるおすすめな言葉の学習方法【幼児編】
私が言葉の指導において使用する学習方法についてご紹介します。 ここで紹介するものは絶対的なものではないため個々に応じて学習方法をご検討ください。(随時追加していきます。) 人形遊び 人形とそれに関連する物を用意して大人と物を操作しながら遊びです。 同じイラストのマッチング 複数の絵が描かれている台紙とそれと全く同じ絵(カード)を用意します。台紙を子どもの前に置き、一枚ずつ絵カードを渡し(+名前を言う)、台紙内の同じ絵のところに絵(カード)を置いてマッチングしてもらいます。絵カードマッチングについての記事は ...
フリートークの目的や話題はどのようなもの?!
フリートークは自由会話とも言われていて、日常生活でお友達や家族と他愛ない話をするかと思います。 ことばの指導でもこのようなフリートーク中心の指導を進めることもあります。 一見すると「(指導で)なにをしているの?」と思われるかもしれませんが、しっかりとフリートークには目的があります。今回はそのようなフリートークについてのお話。 フリートークはどのような話をするの?! フリートークは全員が「〜ついての話をする」という決まりはなく、相手によって話題は変わっていきます。 例えば、「学校で楽しかったこと」「家族でお ...
ソーシャルスキルトレーニング(SST)とは?〜SSTのやり方や教え方など進め方を中心にお伝えします〜
ソーシャルスキルトレーニング(以下SST)は友達との関わり方や学校など集団生活での困り感を減らすことを目的としたトレーニングです。 SSTは幼児の子どもから小学校へ入学した子ども、社会人など幅広い年齢の人たちに使われるます。今回はそのようなSSTの進め方や注意点についてお話していきます。 SSTとは SSTはSocial Skills Traningの頭文字をまとめたもので社会性という部分に焦点を当てたトレーニングです。 社会性は交友関係や集団生活などのことをいい、それらについて何らかの困り感のある子ども ...
昨日・今日・明日の教え方
昨日、今日、明日ということばは私たちの会話でよく使われます。「昨日は何食べた?」「今日は暑いね」「明日遊ばない?」など。 今回はこの昨日、今日、明日という概念の学習方法についてお伝えします。 昨日、今日、明日の概念学習の前に これらの時制を示すことばを学習を進める前に2つの学習について進めることもあります。 それは ①ひらがな曜日カード②カレンダー の2つです。 これらは昨日、今日、明日の概念だけでなく、曜日や日付などの時制の学習にも役立つので先に少しだけ紹介します。 ひらがな曜日カードの学習 まずは月曜 ...
保育と療育での絵カードの使い方
保育と療育は、共に子どもたちの成長や発達支援という点に関して同じですが、「保育でどのように絵カードを使ったらいいですか?」と聞かれることもあります。療育では絵カードを様々な方法で用いています。保育と療育での絵カードの使い方について分ける必要はないかもしれませんが、今回はそれぞれの場所でどのように絵カードを活かせるか考えてみます。 保育と療育の違い 保育と療育の主な違いは、対象となる子どもたちの特性と、提供される支援の内容や方法です。保育は、主に全ての子どもを対象にした日常生活の支援であり、集団生活の中で社 ...
子どもの「見て!」「あれなに?」に応える力|共同注意が育む言葉と心の発達
子どもが「ママ、見て!」「あれなに?」と指さすシーン。 つい日常に紛れて見過ごしがちですが、実はここにとても大切な心のやりとりが詰まっています。 それが、「共同注意」という力です。 今回は、子どもの言葉や心の発達に欠かせない共同注意について、わかりやすく解説していきます。 この記事はnoteでも紹介しています。『「見て!あれなに?」が育てる心のつながり~共同注意の力とは?』 共同注意とは? 共同注意とは、「大人と子どもが、同じものに注目している状態」を指します。 たとえば… ■子どもが指をさして「ワンワン ...
「なにしてるの?」よりも「○○してるね」!子どもの言葉を育てる共感的な声かけとは?
「今日は何したの?」「これは何色?」「どっちがいい?」 私たちは、子どもにたくさん話しかけたいと思うあまり、つい質問ばかりになりがちです。 もちろん、「たくさん話してほしい」「考える力を育てたい」という親心からの行動です。 ですが実は、このような質問攻めは、子どもの話しにくさを生みやすいこともあるのです。 幼児期の子どもにとって、「考える」「言葉を選ぶ」「話す」という流れは、大人が思う以上に難しく、負担が大きい作業です。 だからこそ、幼児期には共感的な声かけがとても大切になります。 質問ではなく「状況を言 ...
公園遊びでお話がはずむ?!運動と言葉の不思議なつながり
「たくさん体を動かした日は、子どもがよくしゃべっている気がする」と感じたことはありませんか? 実は、運動と子どもの言葉の発達には、深い関係があります。 この記事では、運動あそびが子どもの言葉を育てる理由について、わかりやすく解説していきます。 こちらはnoteでも紹介しています。『体を動かすと「ことば」が育つ?運動とことばの不思議なつながり』 言葉は「頭」だけでは育たない 言葉の発達と聞くと、絵本の読み聞かせや語りかけを思い浮かべる方が多いかと思います。 もちろん、これらの言語的な刺激はとても大切ですが、 ...
音数とひらがな書きシート【無料プリント】~言葉の音とその文字を書く学習に役立つ
絵や言葉を聞いて、その音数や文字を書くプリントです。 音数とひらがな書きシート【無料ダウンロード】 音数とひらがな書きシート 学研 学研の遊びながらよくわかる あいうえおタブレット (対象年齢:2歳以上) 83056 3,280円(04/26 22:21時点) Amazon楽天市場 Amazonの情報を掲載しています くもん出版 はじめてのひらがなボード 知育玩具 2歳以上 線ひき練習 KUMON DB-51 1,370円(04/26 10:02時点) Amazon楽天市場 Amazonの情報を掲載してい ...
体調チェックシート【無料プリント】~今の体調について把握するワーク
自分の体調についてしっかり把握することを目的としてプリントです。 体調チェックシート【無料ダウンロード】 ①体調チェックシート 実行機能力ステップアップワークシート NPOフトゥーロ LD発達相談センターかながわ 2,200円(04/26 17:27時点) Amazon楽天市場 Amazonの情報を掲載しています やる気スイッチをON! 実行機能をアップする37のワーク 高山恵子 1,950円(04/26 17:27時点) Amazon楽天市場 Amazonの情報を掲載しています
どうしたらいい【無料プリント】~状況把握とどうしたらいいか考えるワーク・プリント~
イラストを見てどうしたらいいか考える教材です。 どうしたらいいⅢ【無料ダウンロード】 自分で意見を考えたあと、目の前の人と意見交換することを意識したプリントです。 ①どうしたらいいⅢ ②どうしたらいいⅢ ③どうしたらいいⅢ ④どうしたらいいⅢ ⑤どうしたらいいⅢ ⑥どうしたらいいⅢ 中学生・高校生のためのソーシャルスキル・トレーニング スマホ時代に必要な人間関係の技術 渡辺 弥生, 原田 恵理子 2,420円(04/26 07:58時点) Amazon楽天市場 Amazonの情報を掲載しています 暗黙のル ...
どちらがながい【無料プリント】~形や線を見比べてどちらが長いか学習
形や線を見比べてどちらが長いか学習するプリントです。 どちらがながい【無料ダウンロード】 ①どちらがながい ②どちらがながい ③どちらがながい ④どちらがながい 小学1年生 計算にぐーんと強くなる (くもんの算数集中学習) 1,078円(04/26 13:05時点) Amazon楽天市場 Amazonの情報を掲載しています 小学教科書ドリル 算数 1年 啓林館版 660円(04/26 06:42時点) Amazon楽天市場 Amazonの情報を掲載しています
遊びと生活がことばの教科書!子どもの言葉を育てる日常のヒント
「子どもの言葉を育てるには、何をすればいい?」そんなふうに思ったことはありませんか? 言葉は、毎日の遊びや生活の中で自然と育まれていくもの。 特別な教材や高額な習い事ではなく、親子でのんびり過ごす日々の中には、言葉を伸ばすチャンスがたくさんあります。 noteでも紹介しています。『「遊び」と「生活」で言葉は育つ毎日の関わりが、いちばんのことばの教材』 遊びの中で育つ「ことばの力」 子どもは遊びの中で、自分の気持ちや体験を言葉にしようとします。 たとえば ■「いらっしゃいませ!」「ジュースどうぞ」 → ごっ ...
「ばなな」が「ば」になる?幼児のことばの発達とその関わり方
言葉を話し始めたと思ったら、「ばなな」を「ば」と話すことを見たり聞いたりしたことはありませんか? 「ばなな」に限らず「てれび」を「て」、「あんぱんまん」を「んぱ」と言うこともあります。 「ちゃんと話せていない?!」と心配になるかもしれませんが、幼児期の言葉の発達では、よくみられることです。 noteでも紹介しています。『「ばなな」が『ば』になる?幼児のことばの発達とそのサイン』 どうして「ばなな」が「ば」になるの? 幼児が言葉を学習するとき、最初から正確に発音する、長い言葉を言えるわけではありません。言葉 ...
拗音プリント【無料プリント】~文字を早く読み、一つの音にする学習
拗音プリントⅡ【無料ダウンロード】 絵を見て正しい拗音を選択する学習プリントです。 ①拗音プリントⅡ ②拗音プリントⅡ ③拗音プリントⅡ ④拗音プリントⅡ 拗音プリント【無料ダウンロード】 2つの文字を交互に読み進めて最終的に1つの音として読む学習プリントです。言う場所(文字)を指差しで、示しながら一緒に声に出してみましょう。 ①拗音プリント(見本) ②拗音プリント 拗音プリント【使用動画】 書きかたカード ひらがな 1,430円(04/26 12:26時点) Amazon楽天市場 Amazonの情報を掲 ...
文章問題【無料プリント】~だれ・どこ・なにを考える基礎的な学習ワーク
文章を読んで、だれ、どこ、なにに焦点を当てて、問題に答える基礎的な学習プリントです。 文章問題【無料ダウンロード】 ①文章問題 ②文章問題 ③文章問題 ④文章問題 ぶんのおけいこ (もじ・ことば 8) くもん出版編集部 726円(04/26 13:38時点) Amazon楽天市場 Amazonの情報を掲載しています 1年生文しょうの読解 (くもんの小学ドリル 国語 文章の読解 1) 748円(04/26 06:42時点) Amazon楽天市場 Amazonの情報を掲載しています
ひき算・10までの数【無料プリント】~10までのひき算
引き算の答えが10までの計算や計算問題を加えたプリントです。 ひき算・10までの数【無料ダウンロード】 ①ひき算・10までの数 ②ひき算・10までの数 ③ひき算・10までの数 ④ひき算・10までの数 はじめてのひきざん (かず・けいさん 7) くもん出版編集部 726円(04/26 07:26時点) Amazon楽天市場 Amazonの情報を掲載しています 子どもが自ら考えだす 引き算の子育て 宮本哲也, 井本陽久, おおたとしまさ 1,760円(04/26 07:26時点) Amazon楽天市場 Ama ...