SSTの活動・授業アイデア集〜学校や療育で使える〜

SSTは社会性の獲得を目的としたトレーニングであり、数多くのものが存在しています。

当ホームページでもプリント教材として多数のものを公開していますが、SSTはプリント学習だけでなく、実際の場面を想定したロールプレイや集団生活場面でも活用されることが多いです。

そこでこちらでは、SSTを目的とした活動や授業において取り入れられそうな案について紹介していきます。

SSTアイデア

ドッジボールで順番を守ろう

ドッジボールのイラスト

目的

ルールや順番を守りながら楽しく遊び

活動方法

①「ボールを持ちすぎない」「当たっても怒らない」などのルールを先生が説明

②通常のドッジボールを実施。審判を子どもに任せて順番に審判役を交代することもあり。

③「順番にボールを回してから投げる」などの協力するルールを追加する。

④振り返り→順番を守るとどのように感じたか共有する。

おにごっこでストップを伝えよう

おにごっこでストップ

目的

いやなときに「ストップ」と言えるようになる。

活動方法

①「嫌なのに逃げ続けて疲れる」場面を先生が実演する。

②通常のおにごっこをして、途中でストップカードを持っている子は声を出して止められる

③ペアで鬼ごっこを実施「いやな時はストップ」を実施に言って止める。時間を決めて鬼役と逃げる役を入れ替える

④振り返り→「ストップを言ったとき/言われたときの気持ち」を話す

しっぽ取りで助け合おう

しっぽ取りで助け合い

目的

困ったときに友達に声をかけ、助け合う経験をする。

活動方法

①片方のチームの1人だけがしっぽを付け、その人は決められた場所しか動けない(直径1m内など)。もう片方のチームはしっぽを付けずにしっぽを取りにいくチーム

②先生が1人ではしっぽを守れないことを実演する。

③しっぽを持っていない味方のチームは相手チームは相手チームをタッチしたら動きを5秒間止めることができる。

④時間内までにしっぽを守れたら勝ち。

⑤「守って」「助けて」と声を出すことがルール。

⑥振り返り→声をかけたら(または、かけられたら)どう感じたか話す。

ボールリレーでほめよう

ボールリレー

目的

友達を認める言葉を自然に使えるようにする。

活動方法

①バトンの代わりにボールを使用する。

②ボールを渡すときに「がんばれ」「すごい」と声を掛ける

③障害物を追加することや、「ありがとう」と声を添えるルールを追加

④振り返り→ほめられたときの気持ちを共有しあう。

フリスビーで気持ちを考えよう

フリスビーで気持ちを考えよう

目的

相手の気持ちを想像しながら遊ぶ。

活動方法

①フリスビーやボールを使って行う。

②始めは優しくフリスビーを投げる。投げる時は「大丈夫?」「いくよ」と声をかけるルール

③優しい投げ方、強い投げ方を比べて体験。

④振り返り→声をかけると安心できたかを話す。

おにごっこで仲直り

おにごっこで仲直り

目的

トラブル後に仲直りする方法を学ぶ。

活動方法

①タッチされて怒る場面を先生が演じる。そのときに「ごめんね」「いいよ」を伝える。

②子どもたちでおにごっこを開始。強くタッチしてしまった。激しい口調を言ってしまった場面などに対して「ごめんね」「いいよ」を言う時間を作り、言えたら再スタートし仲直りのルールを取り入れる。

③振り返り→仲直りしたときの気持ちを話す。

バランスゲームで順番を待つ

バランスゲームで順番に待つ

目的

待つ間の行動を学ぶ

活動方法

①平均台やマットでバランスゲームを実施。

②先生が順番を抜かして台に乗ることを演じる。順番を守ることを伝える。

③ゲームを実施し、待っている間は応援の言葉を言うルールを追加。

④振り返り→待っているときどのように感じたか共有。

フープくぐりで協力しよう

目的

協力しながら体を動かす経験をする。

活動方法

①1人でくぐること、他児童に手伝ってもらい手を繋いで協力する場面を先生が実演

②始めに1人でフラフープをくぐってもらう。

③次は手を繋いでフラフープをくぐってもらう。

④振り返り→手を繋いで協力することでどのような気持ちだったか共有する。

ボール回しでありがとうを言おう

目的

感謝をことばと動作で伝える。

活動方法

①先生が無言でボールを渡す/「ありがとう」を言いながら渡す場面を見本で示す。

②児童で丸くなり、ボールを回す。その時はは「ありがとう」を言う

③複数のボールを使って同時に回してスピードアップ。

④振り返り→「ありがとう」を言われたときの気持ちについて共有する。

パラバルーンで気持ちを合わせよう

目的

みんなで協力して大きな達成感を味わう。

活動方法

①先生が1人で動かすことは出来ないことを実演。

②全員で「せーの」のタイミングでパラバルーンを動かす。

③パラバルーンにボールを乗せて飛ばすなどの課題を追加。

④振り返り→協力して楽しめた気持ちを共有する。

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