ひらがなを書く前に確認したい指先の発達と家庭でできる遊び

子どもがスムーズにひらがなを書くためには、「文字がわかる」だけが大切ではありません。

書くという動作の前に必要なのが、「指先の発達」です。

書くという動作には、手の力、指の使い方、集中力など、いくつもの土台が必要です。

今回は、家庭で気づける指先の発達のステップと、指先の発達を支える遊びについて紹介します。

指先の発達チェックシートも是非ご覧ください。

書く力の前に育てたい「手と指の使い方」

まず大切なのは、「書く動作の土台」となる手や腕の使い方です。

■ 両手をバランスよく使えるか
片手でおもちゃを押さえながら、もう片方の手で操作するなど、協調動作ができているかがポイントです。

■ 握る力や加減ができるか
物を落としやすい、強く握りすぎる場合は、まだ力加減の調整が発達途中かもしれません。

■ 作業中に肩や肘が安定しているか
机に近づきすぎたり、身体を揺らしたりしていないかを見てみましょう。

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指先の発達をチェックしよう

指の細かい動きができるかどうかも確認すべき点です。

■ 指を1本ずつ動かせる(グーチョキパーなど)
■ 親指と他の指でつまめる(ビーズ遊びなど)
■ 指を交互に使う遊びができる(指相撲や指人形)

こうした動きができるようになると、鉛筆を安定して持ち、書く動作につながっていきます。

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手と目のチームワークも重要

目で見て、手を動かす「視覚と運動の協応」も、ひらがな練習には欠かせません。

■ シールを台紙に貼る
■ 枠の中に色を塗る
■ 点つなぎや線なぞりに取り組む

視線と手元の動きが一致しているかを、こうした遊びを通して確認しましょう。

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集中して丁寧に取り組めるかも見逃せないポイント

■ 最後までやりきる力があるか
■ 細かい作業を丁寧にこなせるか
■ 作業の順番を理解しているか

書くことに必要な集中力や段取りの力は、日々の遊びの中でも育てることができます。

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家庭でできる!ひらがなの基礎を支える遊び

手の基礎を育てる遊び

・両手を使った積み木やブロック遊び
・机に向かってじっくり遊ぶ時間
・ハサミでチョキチョキ(線に沿って切る練習)

指先を育てる遊び

・豆移しやおはじき遊び(ピンセットを使うのも◎)
・指遊び歌(むすんでひらいてなど)
・スタンプ遊び(指ごとに違う色を押してみる)

見て動かす力を育てる遊び

・台紙に合わせてシールを貼る
・枠内ぬり絵や太線なぞり
・○や△など簡単な形を真似して描く

集中力と段取りを育てるコツ

・取り組む量は短時間で終わるくらいから
・見本を見せながら一緒に作業する
・できたら一緒に振り返り「最後までできたね」と声をかける

まとめ

ひらがながうまく書けないとき、「やる気がない」「練習不足」と感じるかもしれません。

しかし実は、手や指の発達がまだ準備段階ということも多いことです。

そのため、「どこができていて、どこが難しいかな?」という視点で、日常の様子をよく観察してみましょう。
遊びながら楽しく取り組む中で、書く力の土台が自然と育っていきます。

下記の指先の発達チェックシートも参照ください。

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