ことばの発達を促すには集団と個別でのはどちらが良い?

こんにちはコトノハ教室です。

ことばは大人との関わり、子どもとの関わり自然に身につくイメージがあると思います。ことばの発達には集団場面と個別場面ではどちらの方が良い影響を与えるのでしょうか。

集団場面や個別場面ではそれぞれの良さがあります。それぞれについてのことばの発達にどのような良さがあるのでしょうか。

集団場面でのことば

多くの方が集団場面が良いと思われるのではないでしょうか。

集団といえばお友達同士とのやりとりが中心となります。
ことばのやりとりは相手がいるからこそ発揮されるものです。

集団でのことばのやりとりはことばの能力そのものを高めることもそうですが、
一番は社会性能力を高めることにうってつけかもしれません。

友達と一緒に行動することや先生の話を聞くこと、集団ルールを守ること。
このようにお友達と一緒にいる中でのルールを身につけることに意識することが集団場面にとって重要なことなのかもしれません。

個別場面でのことば

必ずしも集団場面が一番有効という訳ではありません。
中には集団場面では刺激が強く受け過ぎてしまう子どももいます。

そのような子どもにとっては集団場面でなく、個別または小集団にてことばを育む必要があるかと思います。

私が個別でことばの練習をした方が良いと思う子どもは

ことばがまだ出てこない
→模倣練習を中心に声を出す意味を見出します。
ことばがコミュニケーションとして確立していない
→絵カードやことばを通してやりとりをしていきます。
はっきりとした発音ができない
→正しい音を獲得するように練習していきます。

などのようなことばの悩みの場合は個別場面で練習をしてもいいのかなと思います。

集団場面や個別場面ではそれぞれに良さがあります。
現在の子どもの発達に応じて使い分けていくと良いかと思います。

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