こんにちはコトノハ教室です。
もはや当たり前となっているマスク生活。
マスクは生活を送る上で必需品となりましたね。
マスクを装着した状態で発達支援として子どもたちと関わっていますが、マスク装着によって「口元をみせるって大切なんだな」と思ったことについてお話ししていきます。
マスクの大切さ
症状のある人が他の人に広めないこと
→症状はなくても菌を保有している可能性があるためマスクの存在はとても大切です。
マスク生活が始まる前から、子どものことばの練習をしていました。
その時はさほど気にしたことはなかったですが、ことばの練習をしていると口からの飛沫が目立ちます。
ということは人との会話の際はことばの練習の時よりも多く飛沫が飛んでしまう可能性が高いと感じました。
このように考えるとマスクは感染予防にとても大切な存在なのだと改めて再認識できます。
マスク装着時での子どもとの関わり

こちらはInstagramの投稿にてアンケートをとった結果で、マスクによってことばの発達に影響があると回答された方が多かったですね。
私がことばの練習をする時は「真似をしましょう」と言うことが多いです。
ことばがまだ上手に出せない段階では特に口の動きを見てもらったり、声に出して一緒に真似して言う練習などを特に私は重要視しています。
しかし、マスクをした状態だと口元の動きを子どもに見てもらうことが出来ません。
口の動きは目視できないと難しいけれど「声を出すだけなら真似できるのでは?」と思われるかもしれません。
【真似して声を出す】ということの実態として、子どもは音を聞き分けることもしてますが、実際は音を聞くと共に口の動きを見て音を出しています。
そのためマスクで口元を隠しすことによって子どもたちはことばを出すために必要な手がかりが減ってしまうのではないかと思います。
マスクをした状態で声を出すと、マスクをしていない状態と比べて声が籠ってしまうように感じます。
そのため、若干聞き取りにくい状態になりやすいです。
そのため話す面だけでなく、【相手が理解する】ということや表情を読み取ることに関しても影響が出てしまうのではないでしょうか。
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マスク使用時でのことばの練習の工夫
口元を見てもらうことが出来ない。ではどうしたらいい?
という疑問が出てくるかと思います。
口元の動きや声を出す練習の時は、予めスマートフォンなどで口を動かしたり声を出す場面などを動画で撮っておくと良いのかと思います。
動画で撮って再生をするときは音量の調整や消音ができるため、動画録画のときは音を出す場面を撮っておくと良いかもしれません。
消音で再生すると口の動きだけを見ることが出来ますし、音を上げれば真似し声を出す練習もすることが出来ます。
一見あまり楽しくなさそうに感じるかもしれませんが、意外にも興味津々に取り組んでもらえています。
上手に真似できたら動画を再生するなどの一工夫をすることによってことばの練習を数多く実施することが出来るので、このようなやり方も面白いかと思います。
まとめ
マスクは必要不可欠な生活となっています。
このような生活の中でも子どもたちの成長は止まることなく日々成長しています。
マスクをつけて会話をすることによって良いことも悪いこともあるかと思います。
子どもとのことばの練習をする中でマスクがあると口元を見せられなくて戸惑うことが多々ありました。
マスク生活の前では口元が「こんなに大切なのか」思うことが少なかったですが、今は口元を見せるという大切さを再実感することができました。
今後も今の生活で子どもたちと上手に関われる方法を試行錯誤していきたいです。