選べる人こそ優れた人間

こんにちはコトノハ教室です。

私たちは「今日の服は何を着ようかな」「お昼ご飯は何を食べようかな」と悩み、そして多くの場面で取捨選択をする場面があります。

これは日常場面だけでなく、仕事でも多くの選択に迫られるかと思います。

私の仕事では保育士さんや心理士さんなどたくさんの職種の人たちと連携を図りながら発達支援をしています。

保育士さんや心理士さん等、有資格者が多いです。しかし、有資格者だから優れているという訳ではありません。有資格者でなくても優れた人は数多く存在しています。

何を以て優れた人と言っているのかと言うと、選べる人をこの記事では優秀な人と当てはめてみます。

選べるを他の言い方に言い換えると決断するということ。

この決断こそが発達支援だけでなく働く上でとても大切なことです。

決断するとは?

決断ということばをデジタル大辞泉で調べてみると

意志をはっきりと決定すること

と示されています。
みなさんが考える決断という意味もこれに類するものかと思います。

では実際に決断するする時はどのような場面だと思いますか?

例えば
新たな企画を決定するとき
→新たなことに取り組む時はやはり勇気のいること。予測しますが、必ずしも想定した結果にはならないことがあるかと思います。

さらに発達支援で考えると
どのプログラムでやるか
→子どもの発達を促す方法は数多くあります。その中で子どもたちに合ったプログラムを選び抜いていきます。支援者によってやり易さや好みなどもあるかもしれません。
私はたくさんの支援者と一緒に働いてきましたが、半数以上は「なんでもいい」と粗雑さを感じさせる発言が見受けられました。「なんでもいい」と言う支援者ほど、「決めたのは貴方だから全て決めて」と粗雑さを感じさせる言動があるのかなと思います。

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決断するということはある程度責任も必要となります。
この責任あるからこそ半数以上の人が億劫に感じてしまうのではないでしょうか。

さらに決断をするということは行動をするということ。
決断をせずに常考えていることや、意見があっても表舞台では言わずに裏で言ってしまうこともあるかもしれません。
私自身もそのようなことはあります。しかし、本当に優れた人というのは選択(決断)をし直ちに行動できる人間と思うようになりました。

私は保育士さんたちのように子どもを楽しませることは出来ないかもしれません。
私に出来ることと言えば、子どもにとって良い道を標すこと。
そのために子どもの発達に合わせながら適切なアプローチ、方略を選択して道標を標してあげることかと思っています。

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