ことばの練習!動きの真似をすることから始めみよう【動作模倣・口形模倣】

こんにちはコトノハ教室。

今回は子どものことばのお話です。

子どものことばは個人差が大きいとよく言われますね。

病院や療育などへことばの相談へ行くと「様子をみましょう」と言われることもあるかもしれません。

でもそのまま何もしないで見守り続けることは苦しいですよね。

そのため今回は大人の真似をしながらことばの獲得の促し方をお話します。

ことばが出る時期

ことばが出る時期は 1歳ごろ と言われています。

最初は「あー」「うー」など声を出すことから始まっていきます。

9ヶ月前後になってくると「だめ!危ない」ということばを聞くと動きを止めたり泣き出すこと。

お母さんが手を広げて「おいで」というとお母さんのことばやジェスチャー(「おいで」と手を広げる)を見てお母さんの方へ行くなどのことが増えてきます。

このように少しずつですが、ことばを聞くことやジェスチャーを見て何となく理解することが出来てきます。

またことばの発達は話すことだけでなく、大人が見ているものを見たり、指さしをしたり、自分以外の人に働きかける能力も必要不可欠です。

真似をする大切さ!!

ことばを覚えていく過程には真似をするという考えが大切になってきます。

私たちは真似することによって学んでいきます。算数の授業で公式を覚えたと思いますが、この【覚える】ということ自体が教科書に書いてあることを真似(学習)するということになります。

もっと身近で見ていくと、ごはんの食べ方、歯の磨き方。

これらも「どうやったら上手に出来るんだろう?」と思い、ほかの人の動きを観察していきます。

ことばに注目すると、お母さんが自分のことを「ママ」と言っていることばを聞き、口の動きもみて「ママ」ということばが生まれていきます。

「真似はよくないこと」と感じる人がいるかもしれませんが、赤ちゃんの頃から大人を見て真似してたくさんのことを覚えていきます。

ではさっそく、ことばの練習を始めていきたいのですが…

まずは動きを真似する練習から進めていきましょう。

ことばの真似は、口の動きも見て、耳でも音を聞いて…のように子どもにとって注目する場所がたくさんあります。

ことばの真似をする時は、同じことが出来るようになってきてから。

ことばをすぐに真似して言える子どもであればいいのですが、ことばの真似をすぐには出来ない子どもも大勢います。

そのため、まずは「真似をする」という考えを身に着けるために動きの真似から始めていきましょう。

動きの真似とは具体的に…

ジェスチャー(動作模倣)と口真似(口形模倣)というやり方があります。

ジェスチャー(動作模倣)
・手を挙げる
・歯を磨く
・電話する

口真似(口形模倣)
・口を開く
・口をすぼめる
・口を横に引く

これらのやり方をジェスチャーなどの動きだけでなく、「はーい」「もしもし」のような声掛けも同時にしていきましょう。

この動きの真似ができるようになってきたら

「シャカシャ」(歯を磨くジェスチャーは見せない)と言ったら
→歯を磨くジェスチャーをしてもらう

「もしもし」(電話するジェスチャーは見せない)
→電話をするジェスチャーをしてもらう

など聞いたことばからジェスチャーしてもらう練習をすることによって、ことばを聞いて理解する力というものが身に付いていきます。

真似出来たらいいことあるよ

子どもにとって「真似することでいいことがある」と思ってもらえるように、上手に真似ができたらご褒美を与えてあげると意欲が高まります。

真似して面白がってくれる子どもは特にご褒美は必要ないかもしれませんが、何度も真似を促していくと子どもが「退屈」と感じるようになってきて真似してくれる頻度が減ってきます。

そのため、上手に真似出来たらご褒美を用意してみてはどうでしょうか。

ご褒美といっても物を与えるだけがご褒美ではありません。

ご褒美を用意する上で大切なことは子どもにとって嬉しいこと 

ご褒美の例としてお菓子やおもちゃを与えてあげることはよく使われています。

ものを上げる以外に、”くすぐり”や”高い高い”のような身体接触することを好むお子さんの場合はこれらを使ってみてもいいです。

ご褒美をもらえると子どもは「もっと頑張ろう」と思う頻度が上がっていきます。

ただ、注意点として「褒める」ことをたくさん使ってしまったり、何でもかんでも「褒める」と子どもにとって慣れていき「嬉しくない」と感じてしまいます。

そのため、ご褒美(褒めるなど)を出すときは同じものばかり使わずに色々なパターンを用意してみると良いかもしれません。

まとめ

ことばの発達を促す方法として”真似から始める”ということがあります。

ことばと聞くと、声に出して真似してもらうことから始めると思われがちですが、最初から声の真似をしてもらうことはハードルが高く感じてしまいます。

一見してことばの学習とは関係ないように思うかもしれませんが、真似(遊び)を通して他の人と関わる機会が生まれていきます。

動きの真似を通して人とのコミュニケーションが生まれていきます。

ことばの発達にコミュニケーションは必要不可欠です。

そのためジェスチャーや口の動きを真似する動作模倣・口形模倣を通じて楽しくコミュニケーションを図っていきましょう。

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