絵本はどの世代からも親しみを持たれており保育園や幼稚園、学校でも多数用意されています。
絵本を読み聞かせてあげると発達に良いと言われることもあります。
語彙数を増やす以外にもコミュニケーション面にも良い影響をもたらすとされていますが、何かと忙しい家庭場面でも絵本を読まなくてはいけないの?という疑問もあるかもしれません。
今回はそのような疑問を解消できるように『家で絵本を読んであげないと言葉の発達に影響あるの?!』という疑問についてお答えします。
お家で絵本を読まないといけない?!
「絵本は発達に良いから読んだ方がいい」と言われることが多いですが、家庭では無理してまで読む必要はないと思います。
子どもにとって家というのは安心できる場所です。「読まなくてはいけない」と縛られるとママやパパの負担が増し家庭内が息苦しくなります。
そのため絵本を読むということより、子どもが家で過ごしやすい環境を作ることが先決ではないでしょうか。
ママやパパの読んであげたいという気持ちが強くなったら読んであげましょう。
絵本が全てではない?!
言葉の発達は絵本が全てではありません。
起きた時の「おはよう」の挨拶や「ありがとう」「ごめんね」などのやりとり。この無数に行われるやりとりが言葉の発達を促します。
一緒にご飯を食べたり、お風呂に入ったり、お出掛けしたり。子どもと一緒にいる時間の中でのやりとりする方がとても大切です。
読み聞かせの時間が無くても楽しめる絵本?!
読み聞かせてあげたいけど時間があまり取れないという人でも子どもが楽しめる絵本があります。
それは絵本から音が出たり立体的に絵が飛び出す絵本です。
特に下記のような絵本はタッチペンを使うことによってタッチした絵が音声として聞けるというもの。
動物や食べ物、文字などのページが多数用意されているため幅広く楽しめるものとなっています。
しかし注意点として本に依存しすぎないということ。
子ども1人で楽しむ時間があってもいいですが、一人遊びで完結させないようにしましょう。
本で遊んでいたら少しの時間でもいいので「~がいたね」「~美味しそうだね」とママやパパが間に入って一緒に楽しむ時間を作りましょう。
まとめ
絵本は言葉の発達を促してくれると言われることも多いですが、家庭で「やらなければならない」という絶対的な物ではありません。
ご飯やお風呂などやるべきことがたくさんあります。
これらの日常的な関わりでやり取りする方が大切です。
その関わりに絵本を一緒に読むということも含まれますが、おもちゃで遊ぶ日常会話するなど幅広く捉えて家庭での関わりをたのしんでみてはどうでしょうか。